ノイタミナ新番組『僕だけがいない街』OPテーマは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの“あの”楽曲に!
1曲目の「遙か彼方」での太いベース・ラインが鳴った瞬間の臨場感たるや!メンバー4人での緊張感のあるテイクには、初期のナンバーが持つ心の底から奮い立つようなアジカンならではの音楽の駆動力が、今のアレンジで鳴らされている。また、三原重夫(Perc)、上田禎(Key/Gt)、岩崎愛(Cho)を迎えた7人編成での「新世紀のラブソング」など、オリジナル録音の再現ではない新たな解釈は、合奏の歓びが(もちろん、シビアさも含めて)横溢。奇しくも最新曲「今を生きて」のタイトルが象徴的だが、ライヴ・レコーディングとはまさにそれ。そしてその臨場感を削がず、美化せず、ただクオリティの高い音像として定着してくれたことに感謝したい。メンバーはもちろん、楽器やアンプやエフェクターの息遣いが聴こえる。(石角 友香)
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Re:Re:」歌詞ページです。作詞 ..
ゴッチがブログに"震災後、2度目の人生を生きている心持ち"という意味のことをときどき書いているが、現実の音像、そして作品に昇華されたのが今作なのだと思う。シングル『Easter』同様、FOO FIGHTERSのプライベート・スタジオで全曲レコーディングされたこのアルバムの重量とソリッドさが矛盾なく存在するどでかい音像は、イヤフォンで聴いてもつま先まで痺れるようだ。まず肉体に訴えかけてくる。そしてもはや対岸の火事ではなくなった人間同士の断絶などの現実を冷静に描く歌詞の多さ。しかしアルバム・タイトルが示唆するように未来は"ワンダー・フューチャー"なのだ。楽観も絶望もない、励ましもセンチメントもない。ただ生きる意思を鳴らしたらこうなんだ、そんな潔さに満ちている。(石角 友香)
行定勲監督の映画"ピンクとグレー"のために『Wonder Future』のツアー中という、多忙さの中で書き下ろされたのが今回の「Right Now」。一聴でアジカンとわかるリフと8ビート。映画の世界観にも通じる東京・渋谷界隈の情景や匂い、自分と他者の境界線の曖昧さと裏返しの自意識過剰。後半にガラッと曲調もテンポもキーも飛翔するように変化する展開が窓を大きく開けるような印象も。そしてこの構成も映画の内容とリンクしている。カップリングには『Wonder Future』のツアーからライヴ音源として「Eternal Sunshine / 永遠の陽光」、「深呼吸」、「Wonder Future / ワンダーフューチャー」の3曲を収録。2015年の経験を血肉にして2016年を走り出すアジカンが、新たな代表曲になり得る大きな一打を繰り出した。(石角 友香)
略称は「アジカン」。 == 概要 == 1996年、関東学院大学の音楽サークル内で結成 ..
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催するNANO-MUGEN CIRCUIT 2013に出演する全アーティストの楽曲を収録したコンピレーション・アルバムがリリース。アジカンの楽曲「Loser」は、BECKの同名曲の日本語カヴァーだ。歌詞は日本語訳ではなく、原曲が綴る"負け犬"を、後藤正文が2012年の日本版として新たに描いている。その中には"海辺で燃え続ける夢の切り札""膨張する正義"など、最初から最後まで意味深なワードが並ぶ。後藤のポエトリー・リーディング風のラップはそれを軽やかに届けるが、内にこもる怒りはBECKのそれを彷彿させる。全15アーティストの提示したい色が明瞭に出た楽曲たち。現代の日本に鳴り響く芯のある音楽を、この1枚で楽しめるはずだ。 (沖 さやこ)
2ndアルバム『ソルファ』収録時から12年。この再レコーディング版のイントロが鳴った瞬間、蘇ったのは"Wonder Future"ツアーの国際フォーラムでのライヴだった。そして、さらにそのあと、ヨーロッパや南米ツアーで確信した"楽曲は届くところには届いている"という思いの反映。細部のアレンジが更新されたことも、楽器の録り音ひとつひとつも、音が鳴る空間が著しくワイド・オープンになったことも、すべてが経験から得た気持ちを反映しているのだ。リスナーの年齢やアジカンと出会った時期によってこの曲の捉え方も違うだろう。個人的には、いよいよ閉塞感のどん詰まりにあった日本において、『ソルファ』は音楽で"それでも行くんだよ"というベクトルを指し示す作品だった。思えばアジカンは言い続けているのだ、そのことを。(石角 友香)
アジカン、中村祐介がキャラ原案手がけるアニメ『四畳半タイムマシンブルース』の主題歌書き下ろし の動画・映像.
「生者のマーチ」もそうだったが、今回の「ボーイズ&ガールズ」も徹底して、4人の音しか鳴っていない。それは立ち止まるとか振り返るとかではなく、歩きながら自分の中身を見つめるよう背中を押してくれる。情報量過多で"衝撃"という引っかき傷を作る音楽の真逆にあるのではなく、アジカンの新曲は自発的な発電を促しているのだ。サウンドはWEEZERなど初期の影響源を再解釈しているようでもあり、でも曖昧さはなく、ビートもグルーヴもリフもしっかり地に足をつけているのが新鮮。2曲目の「祝日」はシャッフルのリズムが珍しくアジカンを"男っぽいバンド"という形容で表したくなった。それはギター・アンサンブルの特異性にある。深呼吸して、しぶとく生きよう。そんな後藤正文(Vo/Gt)の声が聴こえるようだ。(石角 友香)
進化を続けるアジカンの10thアルバム。三船雅也(ROTH BART BARON)とのハーモニーが圧倒的な爽快感を生むリード曲や、切なくも温かいサウンドに乗せた美しい言葉が沁みる「フラワーズ」、ラップとの融合が新しい「星の夜、ひかりの街(feat. Rachel & OMSB)」、"胸の奥で歌ってよ"という言葉とともに壮大なコーラスが響く今のライヴ・シーンを映したような1曲「Be Alright」など、青春を彷彿させる初期楽曲の青さと、近年の洗練された円熟味が合わさった14曲が収録。アジカンらしさを核としながらも、多彩なアレンジやコラボで新たな広がりを見せている。また多様性やネット社会に切り込む歌詞も奥深い。この惑星に生きるすべての人にとっての明るい未来を祈る1枚。(中尾 佳奈)
アジカン新曲「出町柳パラレルユニバース」が、 アニメ『四畳半タイムマシンブルース』主題歌に決定!! 2022.06.02
すでに後藤正文(Vo/Gt)がポッドキャストなどで開陳しているのでサブテキストとして書くが、このシングルの4曲目「柳小路パラレルユニバース」は、『サーフ ブンガク カマクラ』の"続きの駅"として作られていた曲だ。アジカンの青春を想起させる力みのないパワー・ポップが、森見登美彦作品の舞台である京都に移植されたのが、今回の表題曲「出町柳パラレルユニバース」というわけだ。こちらにはアウトロにサイケデリックなギター・フレーズが追加され、アニメ"四畳半タイムマシンブルース"の世界観も。WEEZERのカバーにはAAAMYYY(Tempalay)が参加、喜多建介(Gt/Vo)とのツイン・ヴォーカル(!)の「追浜フィーリンダウン」と、肩の力が抜けたアジカンの素が楽しい。(石角 友香)
アルバム『ランドマーク』から約半年のインターバルでリリースされたシングルは、映画『横道世之介』の書き下ろし主題歌。長崎から上京したばかりのお人よしの大学生である主人公とそれを取り巻く青春物語である『横道世之介』ワールドに寄り添うあたたかいナンバーだ。喜びや哀しみが漂う日常的な風景が描かれた歌詞と、気張らず軽やかに鳴り響くサウンドは、人間が持っている自然体の力強さを感じさせる。後藤正文のファルセットは大切な人に優しく手を振るようなやわらかさで、聴いているこちらも自然と笑顔になっていた。"生きている"という事実を素直に喜びたくなる。タップ・ダンスのようにたくましく躍動的に耳を刺激するピアノの音色が印象的なc/w「ケモノノケモノ」も必聴。(沖 さやこ)
アニメ版の主題歌がアジカンなのすごいな……! ただ、ゲーム版の主題歌も聞きたかった感はあるw.
・「四畳半タイムマシンブルース」独占先行配信(配信限定エピソード含む全6話順次配信)
・「四畳半神話大系」全11話、映画『夜は短し歩けよ乙女』配信中
フジテレビ“ノイタミナ”アニメ「僕だけがいない街」オープニング・テーマ
・「四畳半タイムマシンブルース」独占先行配信(配信限定エピソード含む全6話順次配信)
・「四畳半神話大系」全11話、映画『夜は短し歩けよ乙女』配信中
劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!:後編EDはアジカン「Re:Re:」
全33曲の歴代シングルが紡がれ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが日本のロック史に残してきた功績を改めて体感することができる、メジャー・デビュー20周年記念盤。再録された「遥か彼方」で幕を開け、地を這うようなイントロのベース・ラインがノスタルジアと高揚感を運んでくる。20年経っても歌い続けるバンドの熱量が確かな軌跡として反映されている一方で、リスナーは各楽曲の歌詞に登場する"君"に当時の自分や大切な人を投影させ、懐かしさに浸るだろう。暗いムードが漂う情勢や、やるせない日常からも目を逸らさず、今を生きて、愛を鳴らし続けてきたアジカン。これからも変わらない4人だけの音を世界中に響かせてほしい。(山本 剛久之)
アジカンが担当した『NARUTO』ノンクレジットオープニング映像
またアジカン喜多建介(G&Vo)と、後藤正文(Vo&G)で作曲を担当した"追浜フィーリンダウン"など、全4曲収録となり、ボリュームのある内容。
アニメディア · 声優アニメディア · メガミマガジン · オトメディア.
今回公開された特報には、「私」によるナレーションで物語の導⼊に起こるある事件、タイムマシンが登場。また本シリーズファンにはおなじみ、小津がやらかし、「私」が怒る、⼆⼈が揉めるシーンや、25年後の未来からやってきた男⼦学⽣・田村も登場します。
アジカンがアニメ『四畳半タイムマシンブルース』のキャラクターに 「出町柳パラレルユニバース」のMVをプレミア公開.
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「ぼっち・ざ・ろっく」からアジカンを知った人へ送るアジカン紹介
ずっと自信がなかったんです! この業界に入ったら歌の上手い方ばかりで、「私は歌うことは好きだけど普通なんだ……」と感じていたんです。でも、この作品でたくさんの楽曲を歌わせてもらって、スタッフの皆さんをはじめたくさんの方々に嬉しい言葉をかけていただいて、「ちょっと自信を持っていいのかも」と思えるようになって。『ぼっち・ざ・ろっく!』のおかげで、ポジティブな気持ちにさせていただきました!
アジカン新曲がアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』の主題歌に
3.11以降、社会的な発言や行動をとってきた後藤正文が放つ言語、そしてバンド・サウンドの現在が注目される本作は、まさにこの間、彼らが体験してきた逡巡や希望や疑問が、シンプルで純度の高い表現で結晶した力強い内容。浮遊感とトライヴァルなビートが交錯する「AとZ」、アジカンらしさを2012年にアップ・デートしたような「それでは、また明日」、後藤のスポークン・ワーズが諦観と希望を行き来する樣がリアルな「マシンガンと形容詞」後戻りできない事実を認めつつ、だからこそ日常の愛おしさが際立つ「アネモネの咲く春に」など全12曲。表現に正解も不正解もないが、今年発表される作品として、何かしらの感銘や反応をリスナーに起こす作品。(石角 友香)
アジカン新曲がアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』の主題歌に ..
ゲーム版 FARMAGIA の OP「dis-dystopia」から引き続き制作のお話をいただき、大変嬉しく思っております。
ポップな空気とは裏腹に重厚に広がる世界に、親愛を込めて「miss-dystopia」を添えました。
この曲はとあるキャラクターの内面を自分の中に落とし込んで作った曲でもあります。
そのキャラクターの人物像が見えた時、貴方は既にフェリシダに心奪われていることでしょう。
原作もアニメも楽曲も愛していただければ幸いです。
オープニングテーマ「Re:Re:」ASIAN KUNG-FU GENERATION - 音楽 | TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト
ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。
愛機はiPhone SE(第1世代)。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアニソンまとめ
オープニングテーマはアジカンの「ライフ イズ ビューティフル」、エンディングテーマはそこに鳴るの「miss-dystopia」。YouTubeで公開された第1弾プロモーションビデオでは、アジカンによるオープニングテーマ、睦月による劇伴の一部をチェックできる。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当するアニメの主題歌を紹介。オープニング曲、エンディング曲、挿入歌あり。
名イントロですからね。SNSとかで「アジカンの曲を歌えばいいのに」と書き込んでいる人がいましたけど、僕は「最終話で流れますよ!」と心の中で思っていました(笑)。
オープニングテーマ「Re:Re:」ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカン企画&主催の夏フェス"NANO-MUGEN FES."も今回で9回目(ツアー形式だった「NANO-MUGEN CIRCUIT2010」を含めると10回目)。WEEZERやMANIC STREET PREACHERSをヘッドライナーに、BOOM BOOM SATELLITES、the HIATUS、若手注目バンドねごと、モーモールルギャバンなど、洋邦共に相変わらずの豪華ラインナップ。出演バンドの楽曲が1曲ずつ収録されているコンピレーション・アルバムは、今作で5作目。そして、今回収録されているアジカンの新曲は2曲。チャットモンチーの橋本絵莉子(Vo&Gt)を迎えた「All right part2」は、後藤と橋本の気だるい歌い方と熱が迸る歌詞のコントラストが鮮やかで、高揚感に溢れたギター・リフとメロディも力強く鳴り響く。ユーモラスなあいうえお作文、男性の言葉で歌う橋本の艶とレア感も思わずニヤついてしまう。東日本大震災時の東京を描いた「ひかり」は、人間の醜い部分や絶望感にも目を逸らさず、物語が淡々と綴られている。言葉をなぞる後藤の歌に込められた優しさと強さは、当時の東京を克明に呼び起こしてゆく。生きることが困難な時もあるだろう。だが"オーライ"と口ずさめば、ほんの少し救われる気がする。音楽の持つ力を信じたい――改めて強くそう思った。(沖 さやこ)
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト』(M-1 ..
「四畳半タイムマシンブルース」は、テレビアニメ化もされた森見登美彦の小説「四畳半神話大系」と、映画化もされた()の戯曲「サマータイムマシン・ブルース」が融合した作品。9月30日から3週間限定でロードショーされるほか、ディズニープラスで配信される。アジカンは過去にも森見原作のアニメ「四畳半神話大系」、劇場アニメ「夜は短し歩けよ乙女」で主題歌を担当。また「四畳半タイムマシンブルース」のキャラクターデザインはアジカン作品のジャケットでもお馴染みのが手がけている。