以下は、豪ドル/日本円と鉄鉱石、の値動きを比較したチャートです。
かつては高金利通貨の代名詞であった豪ドル。現在でも個人投資家からの人気は健在で、2023年の国内の個人投資家における取引金額割合では3位の人気を誇っています。「みんなのFX」では、豪ドル/円のスプレッドが0.5銭(AM8:00~翌日AM5:00 原則固定(例外あり))と低コストでお取引いただけます。また、オーストラリアの政治経済や、チャートのテクニカルポイントに関するニュース配信も豊富ですので、豪ドル/円のお取引は「みんなのFX」のご利用をぜひご検討ください。
なお、先述の通り、豪ドル/円の値動きやスワップポイントの変動は、鉱物資源の需要に左右される傾向が強いため、世界経済や中国経済の動きに影響されます。また国内景気や、インフレ動向を判断するRBAの政策金利・声明文もしっかりウォッチしながら取引すると良いでしょう。
(2024年5月時点 トレイダーズ証券 市場部)
豪ドル/日本円の今後の値動きを、テクニカル分析から見ていきましょう。
が公開する店頭外国為替証拠金取引月次出来高の通貨ペア取引金額(2023年11月時点)では、ドル円・ポンド円に次いで豪ドル円が第3位となっています。
本記事では、豪ドル/日本円のリアルタイムチャートの提供や、今後の値動きなどについて詳しく解説します。
なおOANDA証券では専門家による豪ドル/日本円の見通しを、週ごとに最新の情報を公開しています。
今週の豪ドル/日本円の見通しについてすぐに確認したい場合は、以下のボタンを押してください。
以下は、豪ドル/日本円の日足チャート(2022年11月7日時点)です。
など、豪ドル/日本円を取引しているのであれば、今後の値動きが気になるでしょう。
2003年~2023年の過去20年間、豪ドル円はどのような要因によって推移してきたのか、以下で詳しく見ていきましょう。
オーストラリア ドル / 日本 円【AUDJPY=X】:為替レート・相場
これにより、約101円(2008年7月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約57円(2009年1月時点)まで下落してしまいます。
また併せて、毎月公表される豪雇用統計も押さえておきたいです。直近は雇用環境も大都市のみならず幅広い地域で改善していることが確認されており、正規雇用を中心に底堅さが伺えるなど賃金上昇に繋がりやすい状況が続いています。対して、コロナショックで一時悪化した失業率は改善を続け、およそ50 年ぶりの低水準で推移しています。雇用者数や失業率のデータはRBAが非常に重視しているデータで、これらの変化に着目することで、今後のRBAの金融政策や豪ドル/円相場を見通すヒントが見えてくるかもしれません。
オーストラリア・ドルから日本円への為替レート。AUD/JPYの両替
これにより、約94円(2015年6月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約76円(2016年6月時点)まで下落してしまいます。
豪ドル/日本円(AUD/JPY)の現在の為替レートは、94円台(2022年11月現在)で推移しています。
【2024年前半】豪ドル円(AUD/JPY)の今後の見通し・予想
オーストラリアは、南半球に位置するオーストラリア大陸やタスマニア島などからなる連邦国このように金利の変動は、為替相場の動向に大きな影響を与えます。
世界六大陸に数えられるオーストラリア大陸は全土がオーストラリア領で、豊かな大地や資源に恵まれているのが特徴です。
世界有数の鉱産物、農産物の輸出国であり、日本をはじめ中国などのアジア諸国との貿易を主としています。
オーストラリア・ドル/円の為替レートの推移(1980~2024年)
OANDA証券では、豪ドル/日本円のリアルタイムチャート以外にも、豪ドル/日本円を取引するのに役立つオリジナルツールを豊富に提供しています。
豪ドル/円(AUD/JPY)の為替チャート・予想・見通し | FX羅針盤
為替相場は金利差によって大きく影響されるので、豪米国債利回り差も確認しておくと良いでしょう。
以下は、豪ドル円と豪米国債利回り差の値動きを比較したチャートです。
資源ファンド(株式と通貨)オーストラリアドル・コースのファンド詳細ページです。
これにより、約65円(2020年3月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約98円(2023年11月時点)まで上昇しています。
本日の為替レート | 外貨両替|GREENPORT AGENCY Co.,ltd
鉄鉱石や原油が上昇すると、豪ドル円も上昇しており相関関係が見られます。
資源の価値が上昇すれば豪ドルにも追い風となるので、コモディティ市場にも注目しておくと良いでしょう。
資源株ファンド 通貨選択シリーズ<オーストラリアドル・コース>(毎月分配型)のファンド詳細ページです。
OANDA証券が提供するオリジナルツールでは「」「」「」など、豪ドル/日本円の取引には欠かせないツールを豊富に提供しています。
海外送金 オーストラリアドル(AUD)建てでの送金をされる場合の必要情報変更について」楽天銀行は日本最大級のインターネット銀行です。
以下は、豪ドル円とコモディティ(原油・鉄鉱石)の値動きを比較したチャートです。
常陽銀行(頭取 鬼澤 邦夫)は、このたび、米ドル・ユーロに続き、オーストラリアドル建ての
オリジナルツール以外にも、重要な経済指標の推移や経済指標カレンダー、豪ドル/日本円に関するニュース情報など、様々なコンテンツの提供も行っています。
本日のレート/Todays rates|外貨両替のワールドカレンシーショップ
冒頭でも述べたように、豪ドルはオーストラリアの通貨です。
かつては高金利通貨の代表的存在で、円キャリートレードが流行した2005年以降は政策金利が5%以上の水準を誇りました(2008年には約7%まで上昇)。
【2024年7月30日】重要指標ラッシュ!豪ドル/円には要 ..
豪ドルの上値余地を探る上では、RBAによる金融政策の動向が最大の焦点となりそうです。RBAは2020年11月に政策金利を同国史上最低値となる0.10%に引き下げましたが、2022年5月の会合で利上げに踏み切りました。2023年4月の会合で利上げを見送り、10会合に及んだ連続利上げがストップしたものの、翌5月にはインフレの上振れリスクなどを理由に利上げを再開、予想外の決定でマーケットを驚かせました。
RBAは2024年6月の会合で政策金利を据え置き、4.35%の高水準で維持することを決定しました。声明では「直近のインフレ率は低下ベースが鈍化」と引き締めの可能性に含みを持たせており、その後行われたブロックRBA総裁の記者会見では、利上げの議論があったことも伝えられました。RBAの政策運営は豪ドル/円に対して大きな影響力を持つためその動向は注視しておきたいです。
一万 オーストラリア・ドルから日本円への為替レート。AUD/JPYの両替
豪ドルは、世界第6位の取引量を誇ります。
以下は、国際決済銀行(BIS)が3年毎に調査している為替取引量データ(2022年4月)です。
ニュージーランドドル(1 NZD), 87.54, 90.08
しかしその後は、相関性が薄れてしまっていることも事実です。
これは、新型コロナウイルスの影響によって、オーストラリアが中国に起源調査の要求を行ったことが、外交関係の悪化に繋がったとされます。
ただ2023年末時点では、関税に関する様々な問題も解消されつつあり、両国の外交問題も以前のように良好な関係に戻りつつあるようです。
豪ドル、一時急落 99円割れ目前 トランプ関税で経済見通し懸念
また日本国内では、豪ドル/日本円は非常に人気があり、取引量が多いです。
以下は、一般社団法人金融先物取引業協会が公開する「店頭FX月次速報(通貨ペア別取引金額)」のデータです。
世界の通貨 オーストラリアオーストラリアドル/ホームメイト ..
豪ドル相場は、BRICsなどの新興国が台頭し、米国経済も好調だった2006年から2007年にかけて、資源輸出が大きく拡大し経常黒字が増加したことに加え、世界経済が安定的に推移したことも手伝って1豪ドル=80円台から107円台まで大きく上昇しました。
2008年9月にリーマンショックが発生すると、投資資金が一気に流出し1豪ドル=101円台から50円台まで急落しました。世界経済の混乱が豪ドル相場に悪影響を与える典型的な動きでした。しかし中国が大型景気対策を講じると、資源輸出の回復期待から豪ドルは反発へ転じ2010年4月には1豪ドル=88円付近まで上昇しました。さらにアベノミクスによる全般的な円安が始まると2013年4月には1豪ドル=105円台まで上昇しました。しかし2015年に入ると、関係の深い中国経済の減速や急激な原油安 (商品市況安) から豪ドル安となり、2016年6月には1豪ドル=72円台まで下落しました。
2020年初めから新型コロナの拡大によるリスク回避の動きが広がると、1豪ドル=80円付近から60円割れまで急落しました。しかし世界的な景気回復が始まると反発、エネルギーを中心とした資源価格の急騰も後押しとなって、1豪ドル=85円台まで反発した後、1豪ドル=80円付近を中心とした値動きとなりました。
2022年に入って、オーストラリアを含む各国の利上げが始まりましたが、日本が異次元緩和政策を維持したことから全般的な円安の動きとなって2022年9月に1豪ドル=98円台まで上昇しました。その後円相場が反発すると2023年に1豪ドル=86円付近まで下落する場面もありましたが、日経平均株価が40,000円乗せまで上昇する中、再び円売りが優勢となって2024年4月、豪ドルは約10年ぶりに100円台に乗せました。この間、日銀が2024年3月に2013年から続けてきた異次元緩和を終了し、約17年ぶりとなる利上げを決定しましたが、植田日銀総裁が「緩和的な金融政策を継続することが大切」などとしたことから円高の動きにはつながりませんでした。しかしRBAが2024年6月に追加利上げを排除しないと表明したことから、1豪ドル=105円後半と約17年ぶりの高値まで上昇しました。
ユーロ圏をはじめ主要国が金利引き下げサイクルに移行する中、オーストラリアが追加利上げをしたり、利下げ開始時期がさらに先送りされたりすると、豪ドルは一段と上昇すると考えられています。
豪ドル安急進95円 トランプ効果 オーストラリア中銀は維持見通し ..
圧倒的な取引高を誇る米ドル/日本円を除けば、その時々によってポンド/日本円、豪ドル/日本円、ユーロ/日本円、ユーロ/米ドルが順位を入れ替えていることが分かります。
豪ドル/日本円に注目すると、2022年5月には人気のポンド/日本円などを差し置いて2位になっています。
オーストラリアのお金についてCurrency in Australia
取引量が比較的多い豪ドル/日本円は、値動きが安定しやすく初心者の方でも取り組みやすい通貨ペアです。
ちなみに、マイナー通貨ペアの場合は、需給の偏りによって突発的な変動を起こす場合もあるので注意が必要です。