MSDが提供する医療関係者向けサイトです。リベルサス(一般名:セマグルチド)の禁忌含む使用上の注意に関するページです。
8.7 胃腸障害が発現した場合、急性膵炎の可能性を考慮し、必要に応じて画像検査等による原因精査を考慮する等、慎重に対応すること。[9.1.1、11.1.2参照]
妊娠を希望する人には投与禁忌です。 妊娠しにくくなるかどうかは不明ですが、奇形児ができる可能性が高くなる可能性は否定できません。
しかし、病状によっては医師の管理のもと一時的に薬を中断したり、薬を変更したりすることで妊娠・出産が叶うこともあります。自己判断で薬を中断すると、持病が悪化するリスクが高くなります。医師の指示のもと、必要な薬はきちんと服用したうえで妊娠・出産に臨むことが大切です。
胎児への薬の影響は、妊娠時期によっても異なります。妊娠の成立と経過と合わせて薬の影響を見ていきましょう。
奇形児が生まれたり、国からの保険適用が承認されてないので それを踏まえた上で ..
生理の周期が28日の場合、生理開始日を1日目として、9〜14日前後が最も妊娠しやすく、排卵は14日前後に起こります。ただし、これは個人差があります。妊娠は受精卵が子宮内膜に着床することで成立しますが、排卵された卵子が精子と出会い(受精)、受精卵となって子宮に移動し、着床するまでには1週間程度かかります。
8.10 胆石症、胆嚢炎、胆管炎又は胆汁うっ滞性黄疸が発現するおそれがあるので、腹痛等の腹部症状がみられた場合には、必要に応じて画像検査等による原因精査を考慮するなど、適切に対応すること。[11.1.3参照]
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妊娠は「○週○日」「○カ月」などと表現するのが一般的です。妊娠週数は、最後の生理開始日を「0週0日」としたときにそこから何週何日かで数えます。0週6日の次は1週0日と数えます。妊娠月数は、0週0日から3週6日までの4週間を妊娠1カ月とします。
8.6 急性膵炎の初期症状(嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛等)があらわれた場合は、使用を中止し、速やかに医師の診断を受けるよう指導すること。[9.1.1、11.1.2参照]
薬剤の胎児に与えるリスク | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞
ただし、これは1つの目安として考えましょう。一般的に分娩予定日は妊娠40週0日ですが、受精時期のずれによって妊娠の週数が変わることがあり、胎児の発育状況によっても出産予定日は修正されることがあります。
妊娠・授乳期の薬物療法では,胎児・乳児への影響を考慮する必要があります。母親自身も胎児・乳児への影響を考えると不安や心配が絶えないものです。今回は2つの事例を通して,妊娠と薬について一緒に考えてみましょう。
主に膵臓にはたらきかけ、血糖値が高くなると、インスリンの分泌を促して血糖値を下げます。 通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
病気もなく薬剤の使用もない健常妊婦においても,先天異常(奇形)の自然発生率は約3%,流産の自然発生率は約15%存在すると言われています。これらの値はベースラインリスクと呼ばれ,薬剤による胎児への影響を考える際には,薬剤の使用がこのリスクを上回るか否かで評価・検討を行う必要があります。
[PDF] 愛媛大学医学部附属病院 医薬品集 FORMULARY
妊娠がわかるまでの間にはタイムラグが生じるため、妊娠が判明するまでの間に薬を服用してしまうこともあるでしょう。その場合はすぐに産婦人科医に相談しましょう。「薬を飲んだら胎児に影響がある」と思い込み、正しい情報を得ないまま行動を決めないことが大切です。家族や周囲の人は、知らない間に薬を飲んでしまったことを責めたりせず、できるだけ早く医師に相談するようにすすめましょう。
肥満治療薬「サクセンダ」と同じ、GLP-1受容体作動薬。GLP ..
器官形成が集中的に行われるのは妊娠4週ごろから7週ごろで、最も薬の影響を受けやすい時期とされています。予定日から2週間程度経っても生理が始まらない場合には妊娠が成立している可能性があります。この時期には妊娠に気づかずに薬を服用してしまうことがあるため、とくに妊娠可能な年齢にある人は、自分の生理周期を確認しておくことが大切です。
[PDF] RMPサマリー(更新版) 2023/3/27現在 627製品(539成分)
胎児の器官形成は終わるため、妊娠4〜7週目ほどの催奇形性リスクはないものの、一部はその影響が残るため、催奇形性の心配がないとはいえない時期です。
タ及びヒトの哺乳中の児への影響に関するデータはない。 [15.2.2 参照]
では,薬剤の使用は先天異常(奇形)や流産にどのくらいの影響を与えるのでしょうか。先天異常(奇形)を引き起こす原因は,内因因子(染色体異常,遺伝子異常等)と外因因子(母体疾患,薬剤,化学物質,放射線等)の大きく2つに分けられます。内因因子によるものが10~25%,外因因子によるものが5~10%,残りの65~75%の先天異常は原因がわかっていません。その中で薬剤による先天異常は,発生率全体の1%程度と言われています。ただし全ての薬剤に催奇形性があるわけではありません。ほとんどの薬剤にはベースラインリスクを何倍にも高めるようなリスクはなく,注意すべき薬剤はごく一部です。
今8ヶ月の息子がいて妊娠2人目です。
胎児の催奇形性リスクは低くなるものの、母親が飲んだ薬の多くが胎盤を通過して胎児に移行します。胎児の発育抑制や、子宮内胎児死亡などのリスクがあり、分娩直後の胎児にもその影響が出る可能性があります。
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また,薬剤の胎児に与えるリスクは薬剤自体の毒性のほかに,妊娠中のどの時期に使用したかによっても変わります。妊娠週数と胎芽・胎児の器官発生時期を図に示します。妊娠中の薬剤使用による胎児への影響は,催奇形性と胎児毒性に分けて考える必要があります。妊娠3週までは,「All or
精神・神経領域
妊娠中の薬の服用に慎重になるべきもうひとつの理由が胎児の奇形の危険性(催奇形性)です。妊婦がとった栄養や酸素が胎児に届けられるのと同じように、妊婦が服用した薬の成分が血液を介して胎児に移行して奇形の原因になることがあります。
「禁忌を含む注意事項等情報」の改訂に十分ご留意ください。
妊娠にあたって避けるべき薬には、抗菌薬や抗がん薬、降圧薬など、さまざまな種類があります。その影響としても催奇形性だけでなく、妊娠時期によっては羊水過少や新生児低血圧や死亡などのリスクがあることがわかっている薬もあります。
禁忌はなし。
さて、妊娠中に用いた薬の胎児に及ぼす影響は、大きく三つに分けると次の 1.妊娠初期 2.胎児発育期 3.周産期(分娩前後約2週間の時期)になります。
妊娠初期における薬の使用で、一番の問題になるのは形態異常です。この期間に不注意に胎児の器官を作る際に影響を及ぼす薬を用いると、きわめてまれですが形態異常が起こることがあります。
薬が胎児に最も影響を与えやすいのは、妊娠4か月までで、特に2~3か月までに胎児の重要な各器官はつくられます。
受精してから子宮に着床する前後(排卵後2週間)の受精卵ないし胎芽は比較的抵抗力があり、外からの影響はあまり受けないと言われています。
ただ、この時期に何かの障害を受けた場合にはその障害が大きいと受精卵・胎芽は死んでしまい流産すると言われます。
なお、胎芽とは妊娠20日までの妊卵の状態をいいます。
受精後器官形成期の胎芽が薬の影響を受けた場合、その時期に応じて形態異常を起こす器官が異なり、最終月経から数えて14週間が特に問題になります。
神経系は2~4週間、心臓は3~6週間、四肢は4~7週間目に作られるので、この期間の薬の使用には注意が必要です。
特に受精してから7週までは比較的大きな形態異常が起こりやすく8~16週頃は器官の成長も続きますが、生理・機能の作用の成長段階にあるので、器官の機能障害や比較的小さな異常が起こり14週間を過ぎた後は、少なくとも形態異常についてはあまり心配することはないと言われています。
ただ、妊娠に気づくのは生理が止まってしばらくしてからであり、気づいたときはすでに3か月ということが多いため注意しなければなりません。
この期間に不注意に胎児の器官を作るのに影響のある薬を用いると、きわめてまれに形態異常が起こることがありますが、先天異常は何も薬を服用していなくても、小さな異常も含めてすべての出産に対して3~5%の頻度で発生するといわれています。先天異常の多くは原因不明で、環境などの外因要因が全先天異常の5~10%。薬によるものは1~2%に過ぎないと考えられていますが、この期間はたとえ副作用の少ない薬でも、安易な使用は避けるべきです。
しかし、お母さんの病状を考えてやむをえず薬を用いる場合には、できるだけ安全なものを、効果のある範囲の量を、短期間に限るようにします。受診時や薬剤服用時には、医師、薬剤師に相談し、自分の判断で中止しないようにしましょう。
次に、器官形成期を過ぎた胎児では、薬は母体から胎盤を通過して影響を及ぼします。
薬は胎児の肝臓や腎臓で代謝・排泄されない場合は、再び胎盤を通って母体に戻るため直接の障害作用は少ないと考えられていますが、現在のところすべてがわかっているわけではありません。
例えば抗生物質のテトラサイクリンが骨、歯に影響することがあるとか、カドミウム、水銀などは、母体へ胎盤を通って戻りにくいことから胎児に沈着しやすくなります。
胎盤は胎児を守るために、関所の役目をしていますが、胎児に必要な栄養を通すという仕事上、脳を守る血液-脳関門のように入ってくる物に対して、厳重なチェックはしにくくなっています。
従って、妊婦に用いられた多くの薬は胎盤を通過して胎児に届いてしまいます。よく通過するものには、抗生物質、睡眠剤、サルファ剤、性ホルモン剤、ビタミンAなどがあります。
周産期では、妊娠末期に用いた薬が胎児体内に届いている状態で出産した場合には、生まれた新生児の体内で薬が悪影響を及ぼす可能性があります。
新生児では代謝・排泄の機能が十分ではありませんから、薬の種類にもよりますが、少量でも問題になることがあります。
妊娠期間中でも安心して服用できる薬は、多くあります。
「妊娠している(可能性)がある」、「妊娠を希望している」ことを医師・薬剤師に告げ、安全な薬を選択してもらい、お母さんの健康を第一に考えていきましょう。
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よく使われている薬として、鎮痛薬を例に見ていきましょう。頭痛や歯痛などの痛みがあったときに使われる鎮痛薬ですが、一部の鎮痛薬を除き、妊娠中には服用できないことになっています。医療機関で処方される薬に関しては、医師や薬剤師が妊婦に使用できるかどうかを確認したうえで処方するため、産婦人科以外を受診する場合にも医師に妊娠中または妊娠の可能性があることを必ず伝えましょう。
最終月経が10月30日〜11月4日。
9.1.2 重度胃不全麻痺等、重度の胃腸障害のある患者
十分な使用経験がなく、胃腸障害の症状が悪化するおそれがある。
末梢神経障害、手足のしびれ、知覚異常など
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