みにちゅあーとキット スタジオジブリmini もののけ姫 アシタカとタタリ神
カヤが罰を覚悟でアシタカを見送りに来ますが、勇ましい旅人の門出であれば見送りがあって当然のはず。それを夜逃げのように出ていかなければならないのは、経緯はどうあれ村人から後ろ指を刺されるような形で逃げ出していく状態だから、ということです。
Blog. 映画「もののけ姫」 アシタカ旅立ちの音楽 制作秘話
タタラ場でサンを助けたアシタカでしたが、彼女はそんなアシタカに怒りをぶつけます。生命などいらないというサンに、アシタカは「生きろ、そなたは美しい」と告げるのでした。これはもちろん単純にサンの見た目を褒めたわけではなく、彼女の心を見通してのことだったのではないでしょうか。サンの親代わりのモロの君は、彼女のことを人間にも山犬にもなり切れない、哀れで醜い我が娘と形容していました。これはサンが人間であるにも関わらず自分を山犬としているという、アイデンティティが曖昧なことを言い表していると考えられます。だからこそ余計に人間を憎んでいるサンは、自分の命を過小評価しています。アシタカはそんなサンの不安定さを見抜き、彼女のひとりの人間としての価値を伝えたかったのではないでしょうか。また宮崎駿は、モロの君はサンに対して明け透けに「お前は醜い」と言ったりしているため、アシタカに「美しい」と言われて驚いたとしています。
この村にタタリ神が現れ、村人を守るためにアシタカは本来ならば傷つけてはいけないタタリ神を射殺してしまいます。
【宮崎駿監督案は『アシタカせっ記』】『もののけ姫』が難解な理由
アシタカは『もののけ姫』の作中で唯一、人間と自然の共存を望んでいるキャラクターです。サンが自然を大切にしていることはもちろんですが、タタラ場の人々も自然を支配しようとしています。どちらも排他的な考えをしている中で、アシタカだけがその間に立っている状態。しかも本作では根本的な解決には至っていないため、アシタカが奮闘することは目に見えます。そのストイックなまでに理想を追い求める姿も、意思の強さを感じさせ、彼をカッコよくみせているのではないでしょうか。
アシタカが生まれ育ったのは「エミシの村」。エミシ=(東北地方)、日本史で習いましたね。この物語では、に追われて、険しい山の中に逃げ延びてきた民族だと語られています。
映画『もののけ姫』の主人公アシタカのモデルはエミシとされている。 ..
故郷を失うというサンとの共通点、呪いとの戦い、人間と自然との板挟みなどいくつもの苦難を乗り越えたアシタカ。ジブリ作品はイケメンが何人も存在していますが、その中でも群を抜いて人気が出ているのもうなずけます。一方でカヤとの関係性やサンとの未来など観客が考察できる余地が残っているのもまた惹きつけられる魅力かもしれません。アシタカの一挙手一投足に注目して『もののけ姫』を復習してみてはいかがでしょうか。
まず、1つ目のアシタカイケメンエピソードは、彼が呪いを受けたその経緯について。呪いを受けたものは村にいられないしきたりによって村を追われたアシタカですが、当然そうなることをわかっていました。誰よりも強いこの自己犠牲の精神が、彼をさらに魅力的にしていると言えるでしょう。さらにアシタカの呪いは、少しづつ進みやがては命を奪いますが、同時に強大な力を与えるものでもあります。デメリットのある強大な力というのは、いつの時代もカッコよく映るもの。呪いによってアシタカは超人的なアクションを見せています。
【アシタカせっ記 / もののけ姫 /Princess Mononoke】Electone 5-3級
ジブリ作品でもトップクラスのイケメンとして名高いアシタカ。カヤの小刀論争に見える内面的な危なっかしさや呪いの腕を持つという生命の儚さといった負の部分もアシタカの魅力ともいえます。そんなアシタカのイケメンポイントを「①呪い②セリフ③自然」の3つの側面から紹介します!
アシタカの中では、カヤたちを生かすために自分は既に死んでいるのです。
『もののけ姫』アシタカ「ありがとう」→サンの返事にファン歓喜 ジブリ公式が粋な画像公開「かわいい」「いつ見ても名作!」 ..
※カヤちゃんがアシタカにあげた玉の小刀とアシタカの発言を終盤までよーーーく覚えておきましょう。
【アシタカとサン / Ashitaka and San】もののけ姫より
「浮気者ではなかった」側の考察はさまざま存在します。1つ目は『もののけ姫』の時代設定が室町時代であり、村の長であったアシタカは「一夫多妻制」だったという可能性です。カヤはあくまで多くの妻のうちの1人だったと考えられるのです。2つ目は「カヤが妊娠している」という説。夜中に外に出るというタブーを冒してでも会うような仲、そして長でありながら簡単に村を追放された背景に「後継者が既にいるのでは」とこの説が浮上しました。3つ目は「アシタカは神を殺した罪で村に戻らない覚悟を決めており、カヤも理解して今生の別れをした」という説。その決意ゆえに小刀を手放したとも考えられるのです。もう会えないカヤをサンに重ねて、お守りとして渡したのかもしれません。都市伝説の域を出ませんが、カヤたちを守ってタタリ神を倒した際に実はアシタカは死んでいたという説まで囁かれており、カヤの小刀問題は『もののけ姫』の大きな謎として今日まで議論され続けています。
【アシタカとサン / Ashitaka and San】もののけ姫より · Comments. 142. Add a comment.
あっ!!!!!お仕置きを覚悟してアシタカにお守り渡したのに他の女に渡されちゃった子だ!!!!!マジここだけ許せんアシタカ いつもカヤを想おうって言っておいて遠い地の女にうつつを抜かしてるからな でもあれは運命の出会いだったんですよ ほなしゃあないな……運命に出逢っちゃったなら……
アシタカが語るジブリ作品の魅力 | 情報・知識&オピニオン imidas
さて、あれこれを経てアシタカは「たたら場」に行き着きます。エボシ御前を当主として、鉄鋼産業で栄えている村です。
【もののけ姫を見て_1】なぜアシタカはサンに玉の小刀を渡したか?
まずは「アシタカは浮気者」側から考察していきます。カヤの小刀事件について一人二役でサンとカヤの声優を務めた石田ゆり子は宮崎駿に抗議したところ「男ってこんなもん」と返ってきたのだそうです。もし事実なら石田ゆり子の気持ちを考えるとやるせないですね……。また勇敢さと優しさの両方を持ち合わせ、宮崎駿が「オレはいま一世一代の美形を描いてるんだ!」という名言を残したほどの美形。完璧人間と思われるアシタカに業を持たせたという考察もあります。一方で17歳の青年であり考え方は成熟していないという意見も。モロの君の的を射た発言に閉口する姿や自然と人間の共存を願いながらたたら場の人たちの被害には目をつむっていたりと内面は成長段階なのかもしれません。
少年アシタカが、タタリ神を退治した際に受けた呪いを解くため、旅に出るところから始まります。 出典:スタジオジブリ
アシタカは最初は、タタリ神を生む元凶となったエボシ御前に敵意を剥き出します。
【もののけ姫】かっこいい主人公アシタカ!詳細設定・裏話を紹介!
カヤがアシタカに玉の小刀を渡すシーン、DQ11でオマージュされていて(勇者にエマがお守りを渡す)、楽しい感じですよね
ヤックルになつかれていない世界線のアシタカ #もののけ姫 · #アシタカ ..
カヤからもらった玉の小刀さらっと他の女に渡しちゃうアシタカ、割とダメ男だと思う
鬼ごっこするアシタカ #もののけ姫 · #アシタカ · #生と死をつかさどる
しかし女たちの働く様子を見て、一緒にふいごを踏むうちに、エボシ御前を恨む気持ちが萎えていきます。
『風の谷のナウシカ』アスベル、『もののけ姫』アシタカを演じた松田洋治インタビュー ..
もののけ姫、最初カヤから貰ったお守りを、最後にサンにあげるアシタカは最低だと思うって妹言っててまじでアシタカ嫌いになっちゃった
アシタカせっ記 - 交響組曲「もののけ姫」 / Live - 久石 譲
カヤの小刀の扱いはアシタカの行動で一番物議を呼んでいるシーンです。アシタカは村を出る時に、少女・カヤから玉の小刀を受け取りました。アシタカを「兄様」と呼んでいましたが、実はカヤはアシタカの許嫁。そして渡した玉(黒曜石)の小刀はエミシ一族に伝わる、乙女が異性に贈る変わらぬ心の証でした。しかし物語の中盤、アシタカはその小刀を山犬に託しサンに渡してしまうのです。やはりアシタカは心移りの激しい浮気性なのでしょうか……。
もののけ姫より、アシタカとサンを編曲して弾いてみました。 原曲のキーとなるように編曲するのがなかなか大変でしたが、楽しかったです。
1997年の公開当時には日本映画の興行収入記録を塗り替え、見るものを圧倒し続けている『もののけ姫』。俳優の松田洋治さん(53)を主人公・アシタカ役に抜擢した理由について記者会見で質問が飛び出し、宮崎駿監督が報道陣を喝破した事件や熱気あふれるアフレコ風景の“秘話”、その13年前に出演した『風の谷のナウシカ』アスベル役でジブリ映画デビューを果たした経緯などについて、松田さんにあらためて伺った。(全3回の2回目/に続く)
アシタカせっ記」Legend of Ashitaka(映画『もののけ姫 ..
サン&カヤ役の石田ゆり子さんがアシタカがカヤから貰った玉の小刀をサンにあげてしまった事に対して宮崎駿監督に抗議するも「男なんてそんなもの」と、一蹴されてしまったエピソードがほんと好き
オカリナレパートリー たのしく吹けるオカリナ スタジオジブリ作品集
アシタカが呪いを受けるシーンは作品冒頭に登場します。アシタカは村の長として育てられていた少年でした。ある日、彼の村にタタリ神なる黒い物体が襲いかかってきます。村の危機に相棒のヤックルに乗って立ち向かったアシタカは弓矢でタタリ神を討ちました。しかし腕に呪いを受けてしまいます。その夜、巫女ヒイ様から「そのアザはいずれ骨まで届いてそなたを殺すだろう」と告げられます。さらに神殺しによって村を追われたアシタカは旅に出て人間と自然との争いに巻き込まれていったのです。タタリ神の呪いは怒りや憎しみに支配されたり、死の恐怖が迫った時に発生することが劇中で明らかになります。そして腕の呪いもアシタカの負の感情に連動し、命を削る代わりに超人的な力を発揮しました。劇中では弓矢で人の首を吹き飛ばしたり、十人力でやっと開くたたら場の門を片手で開いたりするシーンが登場しますが、この呪いによって得た力だったのです。