アシガール 1*初々しい若君様が良き | 俳優 伊藤健太郎くんを応援


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伊藤健太郎:若役でファン層拡大…“アシガール効果”に感謝 黒島結菜は「ちょっと反省」? ..

そう! 僕、阿湖姫が大好きなんです。本当に良い子ですよね。でも前にもこういうことを言ったら、「なんだよ、あいつ」みたいに言われちゃったんです(苦笑)。でも亜湖姫は、本当は自分が忠清と結婚するはずだったのに、唯がいなくなったとき、「探してあげてください」って頭を下げるんです。そのとき、もう、「あ、この子好きだな」ってなっちゃいました(笑)。だって自分の気持ちを押し殺して、別の子のところへ行ってあげてくださいって言うんですよ。その強さに打たれましたね。でももちろん忠清としてではなく、伊藤健太郎としてです。

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伊藤健太郎出演『アシガール特別編『唯&若君 時空を超えた恋のキセキ!』』をご覧下さった皆様ありがとうございます!

再放送中の『アシガール』(NHK総合)は3年前に放送していたときから「胸キュン」ドラマとしてアピールされていたが、いま観てもその「キュン」は色褪せない。いやむしろ増幅して見える。なぜだろう。

黒島結菜演じる現代の女子高生・速川唯(唯之助)が、タイムスリップした戦国時代で恋に落ちる、戦国大名・羽木家の若君・羽木九八郎忠清を演じた伊藤に、『アシガール』の魅力を振り返ってもらった。

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陸上部の花形で、足がものすごく早い女子高生・速川唯(黒島結菜)が、弟・尊(下田翔大)の作ったタイムマシンによって平成時代から戦国時代にタイムスリップ。そこで出会った凛々しい若君・羽木九八郎忠清(健太郎/現・伊藤健太郎)に恋をして、戦に身を投じる彼を救うため、“足軽”唯之助として戦場を疾走する。歴史の教科書によれば、羽木家は戦に負けて若君も生命を落とすことになっている。未来から来た唯が頑張って若君を救ったら歴史が変わってしまう。古今東西、タイムスリップものは歴史を変えてはならないことになっているのだが、唯と若君はどうなる?というドキドキラブストーリー。

なかでも2017年にNHK総合で放送されたドラマ『アシガール』は、戦国時代の若君を演じて「凛々しい!」と大好評を博し、俳優・伊藤健太郎の存在を一気に知らしめる作品となった。あまりの反響の大きさに、翌年のクリスマスイブにはSP版も放送された人気作『アシガール』が、時代劇専門チャンネルにて6月19日からCS初放送されている(毎週水曜22:00~/毎週金曜24:00~)。

アシガール」の続編!平成の女子高生と若君の恋の行方は?時空を超えたラブストーリー、ここに完結! ▽アシガール ..

恋するふたりの恋に高いハードルがあり、それを乗り越えるまでに紆余曲折ある物語は、『ロミオとジュリエット』をはじめとして、恋愛もののテッパンだが、だからといってなんでもかんでもヒットするわけではない。『アシガール』は現代と戦国時代の行き来というスケールの大きさがテレビドラマのラブストーリーにしては目新しかったのと、主人公の唯の健気さ、混じりっけないピュアさが見ていて気持ち良く、そんな彼女が一途になる若君のかっこよさにも強い説得力があった。

伊藤健太郎の清冽な立ち姿やキリッとした目元や口元から弓や剣や馬を扱う所作まで、まるで武者絵のよう。そんな彼に馬の後ろに乗せてもらってキュンとなる唯の気持ちがよ~くわかる。甘い王子様もドSな王子様も素敵だけれど、若君は甘すぎず辛すぎず、レモンを絞ったソーダのような王子様・若君に対して唯は少年のような少女。平成の現代では、走ることにしか興味のない手足がひょろりと細くて少年みたいだった唯が男のふりをして足軽になり、その足の速さを生かして大活躍していくことが爽快なうえ、若君に恋して泥だらけで戦場を走り回っているうちに徐々に女の子らしくなっていく。その過程もよく描けていた。


NHK特集ドラマ「アシガールSP~超時空ラブコメ再び~」試写会が26日、東京都内で行われ、出演者の黒島結菜と伊藤健太郎が登場した。

ふたりがなかなか親密にならないもどかしさ。キスまで行き着きそうになるまでどれだけ話数を費やすのか。でもその初々しさがたまらない。本放送当時、唯を演じた黒島結菜も若君を演じた伊藤健太郎も、ふたりそろってデビューから数年の20歳だった。俳優も、慣れてくると、キュンとなる動作を研究に研究を重ねて再現するプロの巧さになっていくものだが、このふたりはまだそこまで至っていない、かといってど新人の危うさもない。ふたりの俳優にとって極めて絶妙な時期。彼らのフレッシュさと作品が見事に合致した『アシガール』は奇跡の1本だったのである。