『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』|感想・レビュー・試し読み
お約束のオープニング映像が年々凝っていったり、カメラワークやアクションシークエンスがダイナミックなものになったりするといった映像表現の進化、『』では“テロによる憎しみの連鎖”、『黒鉄の魚影』では“防犯カメラの世界連携による犯罪の抑制”、『100万ドルの五稜星』では“国の行く末(と戦争)”と社会性や現代性を盛り込んだテーマ性ほか、作品単体の質の向上と共に、エンターテインメントとしての分厚さを見せつける劇場版コナンシリーズ。贅(ぜい)の限りを尽くした『100万ドルの五稜星』の“先”をどうひねり出してゆくかも含めて、今後の動きにも期待したい。
【ネタバレあり!!】名探偵コナン『100万ドルの五稜星』を初日の朝イチで観てきたのでネタバレしたい✨ ..
なぜここまでこの二人が目立った登場しているのかにも理由があります。この二人は「名探偵コナン」の原作者である青山剛昌の過去に連載していた漫画「YAIBA」にも登場している人物だからです。「YAIBA」は侍を目指す少年・鉄 刃(くろがね やいば)を主人公とした剣撃アクション作品。刀がキーアイテムとなる映画ということで、TVアニメシリーズだけでなく劇場版でもクロスオーバーを果たしました。
いよいよ劇場版名探偵コナン『100万ドルの五稜星〜みちしるべ〜』が公開となりました!
名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の核心を追う記事。ネタバレ、平次と和葉の未来、キッドの謎に深く迫ります。
『100万ドルの五稜星』では「名探偵コナン」だけでなく、青山の別作品「まじっく快斗」からキッド・中森警部に加えて青子、「YAIBA」から沖田と鬼丸が登場するなど、青山剛昌ユニバースの様相を呈しており、コアファンからするとお祭り状態の豪華仕様。細かい部分だが、かつての「YAIBA」のアニメでは沖田が登場するエピソードに到達するまでに終了しており、彼の得意技「五段突き」がスクリーンで拝める『100万ドルの五稜星』は、YAIBAファンとしても垂涎の作品になっている。ちなみに5月8日にはなんと「YAIBA」の再アニメ化が発表。しかも今回は“完全アニメ化”“青山剛昌先生シナリオ完全監修”を謳っており、恐らく原作のラストまで初アニメ化されることだろう。
それは工藤優作が現在も兄と交流をしており、今回の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の最後には、そんな優作が言うように連絡を送る“いつもの”怪盗キッドではないもう一人の怪盗の存在が描かれ幕を閉じます。
ネタバレあり!名探偵コナン「100万ドルの五稜星」感想レビュー
巷では熱望されていた県警回!
さらに、注目なのは小五郎のくしゃみ!
わざわざここに小五郎を入れたということは、いよいよ小五郎の活躍回になるのも間違いないですね!!
小五郎は、第9作目の「水平線上の陰謀」で犯人をコナンよりも先に追い詰めるという大活躍を見せて以降、
特に直近2作においては、「黒鉄の魚影」で酔っ払いおじさんを演じてみたり、「100万ドルの五稜星」ではキッドに眠らされるなどほぼほぼ良いとこ無しの小五郎さん。
ついに、。
+おっちゃんで犯人を追い詰める展開だったら激アツです!!!
ちなみに、諸伏高明の「疾きこと風の如く、私が風を吹かせてご覧に入れましょう」というセリフはから抜粋した有名な一節ですが、の初登場回もが事件に関わっていたのでそれを引き継いだ形でしょうか。
2024年4月12日(金)の公開から22日間で観客動員数732万人、興行収入105億円を突破した劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。前作の劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』に続いて、シリーズアニメ2作連続100億円を突破するという邦画史上“初”の記録も打ち立てています。
「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」あらすじ、感想、配信について
2024年4月12日から公開がスタートした『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。この記事では本作のあらすじや重要情報をネタバレありで徹底解説!今回主役を飾るとはどんな活躍をするのか、そして作中で明かされたコナンとキッドに関する秘密とは何なのか。気になる情報をあますことなくお伝えしていきます!
物語のきっかけが新選組副長である土方歳三にまつわる日本刀から始まっていたり、自身が剣道部でありその腕前も相当なものである服部平次にフィーチャーした映画ということで、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』ではTVアニメシリーズでも過去に登場した剣道の実力者が登場しています。
100万ドルの五稜星 ネタバレ少しキッドが最初に変装した人が福引で家族旅行してるのジワジワきますね.
ネタバレ解説&感想『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』ラストの意味は? 怪盗キッドとコナンのアレを考察
水稀 しま『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』のネタバレありの感想・レビュー一覧です。
アニメ『名探偵コナン』(1996-) の劇場版最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が2024年4月12日(金) より全国の劇場で公開された。前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』ではシリーズ最高となる138.8億円の興行収入を記録しており、本作も大ヒットが期待されている。
映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開記念! 感想やネタバレの書き込みOKな「ネタバレ解禁室」が今年も開催
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、劇場版では2019年公開の『紺青の拳』以来となる怪盗キッドをメインキャラクターに据えた作品。また、同じく服部平次もメインキャラクターの位置付けとなり、初めて怪盗キッドと服部平次が直接的に絡む映画となる。
#17 『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』原作で勉強した ..
その究極が本作の“キッドの秘密”であり、コナン・平次・キッドの三英傑による共闘だろう。さらに平次が飛行中のセスナの上で一大アクションを繰り広げるといった映画版ならではのスケール満点なシーンも用意されているが、ただ派手なだけでなくそこにちゃんと“心”が伴うのが重要。原作ファンの目で見たときに劇場版の各々のキャラクターの性格や行動理念にブレがないため、スッと受け入れられるし“推せる”のだ。前出のセスナ機上アクションで平次が言う「忘れんなや」に続くセリフは、彼の代表的なエピソード「浪花の連続殺人事件」と言葉選びが重なるし、和葉についに想いを伝えようとする際の「人には大概、動機っちゅうもんがある」から始まる名ゼリフもそう。ちなみにここは、かつて新一が蘭に告白した際の「厄介な難事件なんだよ」の下りにも通じる“名探偵だが恋心に戸惑う”部分とのミラーリンクを感じさせ、ファンならニヤリとさせられるのではないだろうか。
五稜郭の3つの謎!?『名探偵コナン 100万ドルの五稜星 ..
何より、様々なサプライズが用意されていた『100万ドルの五稜星』。今回は、そのラストの展開についてネタバレありで解説&考察し、感想を記していこう。以下の内容は本作の結末に関する重大なネタバレを含むので、必ず劇場で本作を鑑賞してから読んでいただきたい。最高のサプライズ体験が待っているので、本当に劇場で観てから読んでね!
名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ ※ネタバレ含みます
映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、東窪榮龍という刀工が作った6本の刀から導き出される“お宝”のありかを巡るストーリーだった。怪盗キッドはある人物の遺志を確認するためにこのお宝を探しており、コナンと服部平次は、斧江財閥の顧問弁護士・久垣澄人が殺害された事件の捜査に巻き込まれる形でキッドと共闘することになる。
【ネタバレ感想】スシが見た「名探偵コナン #100万ドルの五稜星」
盗一が登場したことで、彼の生存が確定しました。快斗が主人公を務める漫画『まじっく快斗』では、盗一=故人として扱われています。彼はかつて初代怪盗キッドとして暗躍していましたが、ビッグジュエルという宝石を狙う組織パンドラにより殺されてしまったのです。そんな父の遺志を継ぎ、快斗は2代目怪盗キッドとしてビッグジュエルを追っていた……はずなのですが、「100万ドルの五稜星」のラストで盗一が変装を破り捨てて登場。これまでの設定を全て覆してしまったのです。しかも彼は真っ黒な怪盗キッド衣装を着用していました。『まじっく快斗』に登場するキッドの因縁の相手・にそっくりです。もしかしたら盗一はキッドと対立するような形で暗躍する……?彼の生存が確定したことで、コナンのストーリーが大きく動き出すかもしれません。
Dom的視点! 名探偵コナン 100万ドルの五稜星 | Discover us
それは、床がガラス張りになった気球で上昇し、上空から五稜郭を見下ろした時に、福城良衛が刀と共に受け継いでいた星の形の写真がピッタリ当てはまる高さまで上昇したところで、写真の斧江圭三郎が望遠鏡でのぞいていた方角を光で指し示すというものだ。星稜刀には柄の目抜きの位置に目のマークが入っていたと言われており、星稜刀の長さを予想してその位置から下を見ることで、正解の高度を見つけ出すことができた。
劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』 | STORY
他にも、100万ドルの五稜星を徹底解説した記事がありますのでこちらもご覧ください!
天下分け目のお宝争奪バトルミステリー、ついに開幕ー!劇場版『名探偵コナン100万ドルの五稜星』大ヒット上映中!!
その際は蘭達が現れたことでキスは未遂に終わるのですが、このキスをしかけてしまったという事実を平次は逆恨みしているのか、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』ではキッドに対して「唇を奪おうとした」と執拗に責めることになります。
劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星【ネタバレ⚠️注意】
暗号機と暗号解読機は大戦中には貴重なものだったかもしれないが、今では何の役にも立たない。キッドはスマホの方が断然優秀だと指摘しているが、振り返れば『100万ドルの五稜星』では推理や証拠の確保にスマホを利用する場面が多く見られた。“お宝”の正体の無意味さを強調するための演出だったのだろう。
ネタバレなし『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が衝撃的すぎたんだが… そして『まじっく快斗』ファンは歓喜する ..
『まじっく快斗』に登場する怪盗コルボー。キッドと似通った衣装を着ていますが、フランス語で「カラス」を意味するコルボーの名前通り、その服はすべて黒に塗り替えられています。彼は作中で盗一に変装してキッドに接触しているほか、「黒羽盗一の兄弟弟子」だと意味深な発言をしていました。そのためファンのあいだで「コルボーの正体は盗一ではないか」、はたまた「コルボーは快斗の母であるではないか」と様々な憶測が飛び交うことに。そしてその疑問に答えるかのように、「100万ドルの五稜星」でコルボー=盗一がほぼ確定。今後は「コナン」シリーズ登場の機会も増えていきそうです。
劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星 感想 (※ネタバレ注意)
実際に、『100万ドルの五稜星』では平次はキッドに「キスの恨み」をぶつけており、蘭に告白場所として展望台を提案された時に新一が蘭に告白した「ビッグ・ベン」よりも良い場所か確認してもいる。平次はパラシュートで展望台に辿り着くと、“100万ドルの夜景”の前で、いよいよ和葉への告白の時を迎える。