豪ドル高100円台 中国経済に期待 RBA利下げ見通し変わらず
コーペイのアジア太平洋通貨ストラテジスト、ピーター・ドラギチェビッチ氏(シドニー在勤)は「豪ドル・円にはさらに下落余地がある。長期の相対的金利見通しと比較すれば、なお割高感が感じられる」とリポートで分析した。
豪ドル円相場は2か月ぶりの100円台を記録。中国経済への期待とオーストラリア国内の物価上昇懸念が材料視されている。
豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル円は円高で100円台後半|レンジ相場で取引される(2024年11月14日)
豪ドル円は最終的にやや円高。
今週の豪ドル円はレンジ相場の展開で、昨日も同様の動きでした。
日付が変わる頃に下押しする場面があったものの、レンジ相場の下限で反発しています。
未明にかけて円安方向に戻り、12日終値と比べてやや円高で1日の取引を終えました。
なお、日本で国内企業物価指数が発表され、市場予想よりも高い数字が示されました。
この時間帯の豪ドル円は特段の反応を示していません。
また、豪州で四半期賃金指数が発表され、市場予想比でやや弱い結果でした。
発表直後の豪ドル円は上下に振れたものの、ほどなくして落ち着きを取り戻しています。
【通貨】外為:豪ドル、100円90銭前後と大幅な豪ドル安・円高で推移
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関関係だったのはユーロドル、弱い相関関係だったのはポンド円です。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で取引される場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。
豪ドルはゼロを挟んで動いた後、夜にマイナス幅を拡大しました。
オーストラリア経済情勢よりも外部環境に大きく影響される週となり、豪ドルが一時100円を割り込むなど急落する展開となった。
19:00(ユーロ)ユーロ圏GDP
22:30(米国)10月生産者物価指数(PPI)
29:00(米国)パウエルFRB議長、発言
30:00(英国)ベイリーBOE総裁、発言
最新投稿日時:2024/10/22 10:31 - 「外為:豪ドル、100円33銭前後と豪ドル高・円安で推移」(株探)
今後の豪ドルの見通しについて考える前に、豪ドルの為替レート決定の仕組みをみてみま
豪ドル(AUD)は豪州で発行される通貨で、先進国通貨の1つとして知られています。
豪州は中国と経済的な結びつきが強いと言われることがあり、これを反映して豪ドルは中国の経済指標などに反応して動くことがあります。
豪米2年債利回り差は、足下で0.2%程度の豪ドル劣位です(図表2参照)。その一方で、日米2年債利回り差米ドル優位は3%を大きく上回っています。2022年の歴史的インフレ以降、先進国は軒並みインフレ対策で大幅な利上げに動いたのに対し、当初日本だけは金利上昇を抑制する政策を続けました。その結果、日本と米国など先進国の金利差は円劣位が大幅に拡大した一方で、日本以外の先進国間の金利差拡大は限られました。
月にかけては米国の経済指標が好調であったことで、ドルは対ユーロ、対
アジア時間24日朝の外国為替市場で豪ドルは102円台後半で推移。11日に付けた約30年ぶりの高値109円37銭から約6%水準を切り下げた。商品価格下落に加え、11月の米大統領選でトランプ氏が勝利すれば米中関係の悪化につながるとの見通しが豪ドルの下げの背景にある。
今週の豪ドルは、目立った経済指標発表が無かったなか、4日につけた高値100円43銭を上回り一時100円83銭まで買われる場面が見られた。
当記事では、2025年の豪ドル/円の見通しや予想について解説します。
豪ドル/円の見通しを予想、解説!年内100円到達の可能性はある?
2008年頃の豪ドルは、政策金利が約7%まで上昇していたこともあり、高金利通貨の代表格でした。
しかし、リーマンショックの影響で金利が引き下げられ、それ以降は高金利通貨としての魅力が薄れてしまいました。
[PDF] 投資のヒント 豪州準備銀行のタカ派姿勢が豪ドル相場の堅調を下支え
さて、オーストラリア経済に目を移すと同国経済は2018年までの28年間にわたり年度単位でのプラス成長を実現してきています。ですが、新型コロナウイルス感染拡大やドル需給問題などの影響によって2020年の経済成長率はマイナスに転じてしまいました。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた初期から財政・金融双方において大胆な支援策を打ち出したことによって同国経済は他国と比べ悪化せず、結果的に早い段階でコロナショック以前の水準を回復するとその後も着実な成長を続けています。
10年後は100円台?【豪ドルの長期見通し】未来が明るい理由とは
オーストラリアドル(以下、豪ドル)は、米ドル・ユーロ・円・ポンドに次いでです。そして先にも述べたように、豊富な鉱物資源を有することからと呼ばれており、その代表格として人気を集めています。
豪ドルはなぜやばいと呼ばれるのか。最新の相場考察や今後の見通し
資源国通貨としての特色が色濃い豪ドルですが、鉄鉱石やボーキサイトといったに加え、石炭や天然ガスといったの商品相場に連動して為替相場が影響を受けます。もちろん、同国の経済においてもこれら資源貿易は重要な位置を占めており、がオーストラリア経済に与える影響は非常に大きいと言えます。
中国経済の鈍化や需要減少が起きると、オーストラリアへの輸出が減少し、豪ドルは下落する可能性があります。 豪ドルの高金利政策とその影響
豪ドル/米ドルは、小動きが続く中でも、最近にかけての金利差変化からかい離する形で下落傾向が続き、年初来の安値更新含みの展開となりました。これには中国経済の不振の影響などがあるのかもしれません。
豪ドルの強みを再度確認しながら今後の見通しを考えます。 (制作協力:レッグ・メイソン・アセット・マネジメント)
豪州は中国との貿易関係が強いことから、豪ドル/米ドルは上海総合指数など中国株との間に一定の相関関係が確認できます(図表3参照)。中国株の長期下落傾向が、小動きが続く中でも豪ドルの下落要因になっていた可能性はあるでしょう。
対豪ドルで 14年 12月以来の安値 一時 100円 40銭近辺
特に有名なアノマリーとして、「ゴトー日(5・10日)アノマリー」があります。これは、金融機関が顧客に適用するその日のレートを決める日本時間の午前10時ごろの「仲値」に向けて、特にグローバル企業の決済が集中しやすい5や10のつく日は米ドルが買われて円安になりやすい傾向にあるというもので、この動きを利用した「仲値トレード」と呼ばれる取引手法は一部のFXトレーダーから注目されています。
【2024年最新版】豪ドルが今後100円を超える見通しを徹底解説
こうした中で、豪ドルは10月下旬以降すでに1ヶ月以上52週MA(移動平均線、11月末現在0.66米ドル)を下回ってきました。さらに52週MAを下回る動きが続くようなら、豪ドル/米ドルは小動きが続く中でも、基本的には下落トレンドが展開している可能性が高いとの見方になります(図表4参照)。
資源国通貨として人気; 世界6位の取引量; 高金利通貨 · 豪ドルの主な相場変動要因
年初から7月にかけて、豪ドル/円は円安の展開でした。
この要因として、日本と豪州の金利格差が指摘されています。
下のグラフは、豪州準備銀行(RBA)と日銀の政策金利の推移を示したものです。
(12/25)相場見通し。米ドル円に新たな節目、円安トレンド終了の条件 / 豪ドル円予想 / トルコリラ金利予想
豪州の政策金利は2022年5月から上昇を始めた一方、日本の利上げは2024年3月以降です。
金利が高い通貨を保有すると金利収入が増えるため、市場参加者は金利が低い通貨よりも高い通貨を選好する傾向にあります。
これを受けて、豪ドル/円は円安が進んだ模様です。
9月末の豪ドル/円はどちらに動く? 個人投資家の見通しは ..
豪ドル相場の見通しを予測するうえで、オーストラリア経済の指標チェックは欠かせません。なかでも、オーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia 以下、RBA)が発表する政策金利や声明文は非常に高い注目度を集めます。
最新為替見通し|UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント株式会社
しかし、7月以降は一転して円高が進み、売りが収まるとレンジ相場に移行しました。
この間、豪州の政策金利に変化は見られません。
日本の政策金利引き上げ見通しを受けて、円は他の主要通貨に対して強い展開でした。
豪ドルに対しても同様の動きが見られます。
との金利差が徐々に縮小することが見込まれます。 (出所)ブルームバーグ (期間)2019年1月1日~2023年12月29日
豪ドル/円は2024年7月にかけて110円寸前まで上昇し、2007年に記録したこの間の高値を更新しました。これは米ドル/円が161円まで展開する「歴史的円安」となるなど、円全面安が展開した影響が大きかったでしょう。このため、米ドル/円が8月にかけて一転して暴落すると、豪ドル/円も90円割れ寸前までやはり暴落となりました(図表5参照)。
100円40銭前後と大幅な豪ドル安・円高で推移(株探ニュース)
下の表は主要通貨ペアの過去20年間の月足を調べた中から、日本のFXトレーダーがもっともよく取引する米ドル/円と、12月に注目したい通貨ペアの「陽線」の出現回数と「陰線」の出現回数をまとめたものです。