オリンピック批判していたアジカン後藤さん、フジロック賛美でバッシングされTwitter休止を宣言


「バンドとしては、なるべく扉を閉じたくない。子育て世代に仕事や育児の隙間でどうにか作った時間を楽しんでもらえる場でありたい、という思いがあります」という後藤氏の言葉には、「共生」というテーマを掲げ、「主催者、参加者が共に作り上げるフェスティバル」と宣言するフジロックの精神と重なるものが感じられます。
彼は、日本の音楽カルチャーを取り巻く現状と、その未来をどのように見つめているのか?
アジカンとして9年ぶりのフジロック出演が決まった後藤氏に、音楽を「作ること」と「届けること」に対する意識や、インターネットがもたらした音楽観の変化、音楽カルチャーを次世代に繋ぐ決意などについて伺いました。


わきまえていないのは 4-4追記|Masafumi Gotoh

後藤:大きい会場の時には気づかなかったんですけど、小さいライブハウスでの公演の時に、前の方に小さい子がいることに気が付いたんです。スピーカーの真ん前に小学生くらいの子がいて、これはちょっとまずいなと思って。
演奏中に気付いて集中できなかったので、曲が終わったタイミングでメンバーに「ちょっと待ってて」って言って、隣にいたお父さんみたいな人に俺の耳栓を渡したんです。「この場所は耳に良くないから、これ使って
って。

今年で23回目の開催となるフジロック。古くからの常連フジロッカーたちが親世代になってきたことや、フェスティバル文化の浸透に伴い、最近では家族連れで参加する人も増えてきています。
会場で子連れの方に取材をしていると、防寒や雨の対策はしっかりしている人は増えてきている一方で、防音のことにまで気を使っている人はまだまだ少ない印象です。昨年私たちは、を行い、音楽用の耳栓やイヤーマフの重要性を再認識しました。
そんな中、昨年7月に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文(ゴッチ)氏が、ライブ会場における子どもの耳の保護について書いた「」が大きな話題となりました。そこに書かれていたのは、子連れでライブに来る人が増えているという現状と、子どもの耳を守るための課題、そしてライブをすべての人に開かれた場所にしたいというバンド側の真摯な思いでした。

フジロックでアジカンASIANKUNG-FUGENERATIO..

ああ、確かに。そうですね。当時って、洋楽と邦楽の垣根が今よりもっと分かれている部分があったんですよ。今では日本のバンドが海外のバンドのオープニングアクトとして動員の救世主になることもありますけど、昔はもっと冷たい感じで、その洗礼を受けている人たちを、自分もたくさん観てきました。そういう壁を壊すような役割を、<フジロック>も担ってくれたんだと思います。その当時からユニバーサルな感覚で音楽を作っているバンド自体はたくさんいたから、<フジロック>みたいな場所ができて、そういうバンドが出られる場所が増えることは希望があるなと思ったし、「俺たちも出たい舞台ができた!」「ここにいつか立ちたい!!」と思いました。「俺たちもいつか、グリーン・ステージに立たなきゃダメだ!」って。

――ROOKIE A GO-GOは若手アーティストをフックアップする場所ですが、そこから<フジロック>に出演して、翌年レッド・マーキーに出演した経験は、どんなものだったのでしょう?

アジカン後藤、TOSHI-LOW、フジロックで「ネトウヨやめてよ

毎回様々なゲストに登場してもらい、<フジロック・フェスティバル(以下、フジロック)>の魅力/思い出/体験談について語ってもらう「TALKING ABOUT FUJI ROCK」。今回は2日目に9年ぶりの出演を果たすASIAN KUNG-FU GENERATIONから、ゴッチ(後藤正文)さんの登場です。今や日本を代表する人気バンドのひとつとなったアジカンの<フジロック>初出演は、2003年深夜のROOKIE A GO-GO。このライブが評判を呼び、翌年レッド・マーキーに出演したバンドは、06年に初のグリーン・ステージ出演を経験しました。最新作『ホームタウン』を引っ提げての今回のステージは、果たしてどんなものになるのでしょうか。これまでの<フジロック>での思い出と、今年の意気込みについて聞きました。

フェスはメディアとしての機能も持ちますから、出られたら自信になる人もいますよね。<フジロック>には色んなバンドが出るし、民族音楽のような音のバンドから、日本のインディ・ロックやラッパーのようなアーティストまでいて、その多様性がいいなと思います。

オリンピック批判していたアジカン後藤さん、フジロック賛美でバッシングされTwitter休止を宣言 ..

06年は海外の人たちに褒められたイメージがあって、「なんでこいつらがJETより前なんだ」って言ってもらったりしたのを覚えています。ただ、その次に出た2010年のグリーン・ステージの方が、スロットは朝一でしたけど、演奏もお客さんの反応もすごくよかったんですよ。朝一なんでお客さんの集中力も高くて、すごくいいライブになったのを覚えています。やっぱり、昼過ぎだとみんなご飯を食べて飲みはじめているし、よくなかったのかな(笑)。06年のときは、グリーン(・ステージ)での自分たちの出演までに時間があったんで、オレンジ・コートまで赤犬を観に行きました。そうしたら、メンバーが(劇団四季の)『ライオンキング』のキリンみたいに長い竹馬に乗って登場してきたんですけど、それが全然前に進まなくて、ステージに上がるまでにめちゃくちゃ時間がかかっていて。それが最高に面白くて、ちょっと緊張がほぐれたりもしましたね。

嬉しかったですよ。ただ、実は前の年に、グリーン(・ステージ)からの風景を見る機会があったんですよ。というのも、05年に僕がニュー・オーダー(New Order)の“Krafty”の日本語バージョンの詞を担当することになって、その関係で<フジロック>の彼らのステージに「観にこいよ!」と誘われたんです。


アジカンが落ちぶれていくのは見てて悲しいよ、、、

それで、彼らが<フジロック>でも「日本語で歌いたい!」と言い出したんです。「いやいや、みんなきっと原曲が聴きたいと思うし、やめた方がいいよ」と伝えたんですけど、バーニーは「絶対歌う!」と言っていて。それで、「ステージ横にいてくれ」って言われて、僕はあのステージ横で彼らの演奏を観ていたんですよ。そのときに、バーニーとハグして写真も撮らせてもらいました。あと、プライマル・スクリーム(Primal Scream)が出ていたからだと思うんですけど、そこにマニがいたり、憔悴しきったボビー・ギレスピーがうろうろしていたりもしましたね(笑)。それで、そのときに観たグリーン(・ステージ)の景色が、すごく綺麗だったんです。06年に自分たちのバンドで出たときも、初めての場所ではなかったから、気持ちとしては落ち着けたと思います。

─ 今年は、9年ぶりのフジロック出演ですね。

7月22日から24日にかけて、新潟県の苗場スキー場で行われる『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』、通称”フジロック”。
今回20回目を向かえる日本最大級のロックフェスティバルに、安全保障関連法の反対デモなどで話題になった学生団体『自由と民主主義のための学生緊急行動』(SEALDs)の創設者・さんが出演するということでネット上で議論が巻き起こっている。
さまざまな意見があがる中、ロックバンド『』の後藤正文さん(@gotch_akg)は『Twitter』で

Yahoo!知恵袋

いとうの語っていることはまさに正論で、欧米ではミュージシャンが政治的発言をするのはごくごく当たり前のこと。たとえば、先日のUK離脱に関する国民投票の際には、デーモン・アルバーン(ブラー)やジョニー・マーなど数多くのアーティストが各々の意見を発言していたのは記憶に新しい。また、アメリカ大統領選においては、「フェスに政治を持ち込むな」と炎上した今年のフジロック3日目にメインステージのトリを飾ったレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(ご承知の通り、彼らは1997年の第1回目のフジロックのトリも務めている)はバーニー・サンダースの支持を表明。彼らはサンダースの支援集会で演奏するなどもしている。

薄子 (神奈川 / 18歳 / 男性 )

あれは面白かったなぁ。オアシスがヘッドライナーで出ていて、その年は喜多(建介)くんが行けなかったんで、「今やってるよ!」と電話中継をしました(笑)。たぶんオアシスか、マニックス(Manic Street Preachers)のときですね。他には、<フジロック>で観たレディオヘッドもよかったですし、ビョークのときにめちゃくちゃ雨が降ってきたのも思い出です。<フジロック>ならではの景色は色々とありました。

note

「読経に宗教性を持ち込まないでください」みたいな言説だよね。フジロックと政治について。まあでも、「音楽に政治性を持ち込むな」みたいな意見は、リスナーは自由に言っていいと思う。そういう意見に忖度するかどうかも、作り手の自由。俺はまあ、書きたいことを書く。ってのがフェアだよね。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

「読経に宗教性を持ち込まないでください」みたいな言説だよね。フジロックと政治について。まあでも、「音楽に政治性を持ち込むな」みたいな意見は、リスナーは自由に言っていいと思う。そういう意見に忖度するかどうかも、作り手の自由。俺はまあ、書きたいことを書く。ってのがフェアだよね。

ゆあさ (岡山 / 18歳 / 女性 )

あとすんごい不思議なの、俺、ほとんどライブのMCで政治の話しないんだけど(NO NUKESとかのフェスを除く)、さもしてるような感じで絡んでくる(妄想してる)人が絶えないこと。大体そんな感じで、来たこともない人たち、本や TFTを読んでくれなひとたちだけが、そういうことを言うのよ。

フジロック「ガースーやめてよ」政府批判?ネット上で波紋

後藤:でも、家族連れで来てくれたら、ループしていくじゃないですか。親と一緒に来てた子たちは、中高生になったら友達と行くようになるだろうし。そうやって厚みが増すことで、カルチャーになっていく。
反対にそうなっていかないと、カルチャーっていつまで経っても根付かずに、一方的に消費されるもので終わっちゃうと思うんですよ。

ライカの質問です

きちんと行政と話し合い、地域振興という本来の意義を大事にしてイナズマロックフェス中止を決断した西川貴教。「客や出演者がちゃんとしないとフジロックの未来は無くなるぞ?」と理解しつつステージに臨み、君が代ぶちかますMISIA。政府のせいだと駄々こねるアジカン後藤。。。

マメコ (大阪 / 23歳 / 女性 )


今年6月、SEALDsの奥田愛基氏がFUJI ROCK FESTIVAL’16に出演することがアナウンスされた直後、「フジロックに政治を持ち込むな」と大炎上したことは記憶に新しいが、この件にかぎらず、日本では、ミュージシャンが政治的発言をしたり、政治的行動を起こすたびに必ず「音楽に政治を持ち込むな」「ミュージシャンが政治に口を出すな」という批判が起きる。

アジカン、ジャカルタ公演より「リライト」ライブ映像公開

100%自分の好悪だけで周りを殴ってきたからこんなメチャクチャな発言が出て来るんだよ
五輪を殴ったその論法が後で全部自分に返ってくるとはマジで思ってなかったのか
本物のクソ野郎だ

アジカン・後藤正文が見据える音楽カルチャーの未来

怒涛の日記更新凄いですね!大変でしょうけど、とっても嬉しいです。でも、無理はあんまりしないで下さいね! それではライカの質問です。前回のツアーZepp Sendaiに参加しました。その時に、ライカの演出がとても印象的でした。 曲の最後で、赤い照明に浮かび上がった月が凄く綺麗で、今でも目に焼き付いています。気付いた瞬間に「ニョホー!!」ってなりました。あの演出はどなたの案なのでしょうか? 他にも印象的な照明の演出が沢山ありましたが、基本的には、アジカンの皆さんが「ああしたい!」「こうしたい!」と、意見を発信するのですか?? 新曲の発表今からめちゃくちゃ楽しみです!!夏は暑いですから、水分沢山とって、夏バテに気をつけて下さい!!

[TALKING ABOUT FUJI ROCK]今回は、2日目に9年ぶりの出演を果たすASIAN KUNG-FU GENERATIONから、ゴッチ(後藤正文)さんの登場です。

後藤:でも、ああいうのは彼らだけが悪いってわけじゃなくて、たぶん世の中の欲望を憑依させて代弁してるだけ。つまり、社会の写し鏡なんですよ。だから、俺たちもああいうのを見て反省しなきゃいけないところがある。
テレビなんて全然つけなくなっちゃったけど、たまに見るともうめちゃくちゃずっしりくるっていうかさ。これがこの国のマスメディアのど真ん中かって思うと、気が重いんだけど…。だからこそ、フェスとかがあってよかったなって思いますね。演奏できる場所あってよかったなって。