NY円相場、続伸 1ドル=141円75〜85銭 日銀の追加利上げ観測が支え


最新投稿日時:2024/09/18 12:01 - 「外為:1ドル141円47銭前後と大幅なドル高・円安で推移」(株探)


NY円相場、続伸 1ドル=141円75〜85銭 日銀の追加利上げ観測が支え ..

評価は、何を基準にするかによって変わってくる。そこでまずは過去1年の米ドル/円の平均値を基準に考えてみたい。過去1年の米ドル/円の平均値は52週MA(移動平均線)になるが、それは足下で150円程度なので、141円はそれに比べると米ドル安・円高だ(図表1参照)。過去1年の米ドル/円の変動からすると、141円は円高ということになる。

なお、141円という水準は、52週MAを5%以上と大きく下回ったことになる。今回の米ドル/円の上昇トレンドは2021年1月から展開してきたが、その中でこれほど大きく米ドル/円が52週MAを下回ったことはなかった(図表2参照)。その意味では、複数年にわたる継続的な動きであるトレンドが上昇から下落へ、つまり円安から円高へ転換した可能性を注目する必要のある値動きと言える。

【為替】141円は円高なのか円安なのか? | 吉田恒の為替デイリー

「ドル・円は主に141円台で推移か、米国株や原油先物の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性」
12日のドル・円は、東京市場では142円23銭から143円04銭まで上昇。欧米市場では142円78銭から141円73銭まで反落し、141円82銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に141円台で推移か。米国株式や原油先物の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性がある。
欧州中央銀行(ECB)は9月12日開催の理事会で中銀預金金利を0.25ポイント引き下げ、3.50%とすることを決定した。主要政策金利は4.25%から3.65%に変更された。この結果、中銀預金金利と主要政策金利の金利差は15bpに縮小した。ECBは声明で「政策委員会の評価に基づき、金融政策による景気抑制の度合いを緩やかにするためもう一歩踏み込むことが今や適切だ」と説明した。また、報道によると、ラガルドECB総裁は記者会見で、「データに依存する姿勢を崩さない」、「利下げの道筋は、順序についても規模についても、事前に決定されるものではない」と語った。ECBは2%インフレへの回帰に自信を深めており、年内に追加利下げが行われる可能性はあるが、サービス価格の上昇率は鈍化していないため、ECBは9月以降のインフレ関連指標を細かく分析し、政策対応について慎重に検討するとみられる。
《午前8時現在》 ドル・円: 141.00円-142.50円 141円近辺でドル買い興味
ユーロ・円: 156.00円-158.00円 156円近辺でユーロ買い興味
豪ドル・円: 94.80円-96.00円 94円台後半で豪ドル買い興味



次に、過去5年間の平均値である5年MAとの関係を見てみよう。米ドル/円の5年MAは足下で126円程度。従って、141円という水準はまだ10%以上も上回っている(図表3、4参照)。つまり、過去5年の米ドル/円の値動きからすると、141円はまだまだ米ドル高・円安ということになる。

[PDF] 一時141円台へ急速に進んだドル安・円高に対し日銀が動く

最後に購買力平価との関係を見てみよう。日米の消費者物価で計算した購買力平価は足下でも107円程度なので、141円という水準はそれを3割なお大幅に上回っている(図表5、6参照)。1973年の変動相場制度移行後、これほど消費者物価基準の購買力平価より大きく米ドル高・円安になったことはなかった。その意味では、141円は購買力平価との関係からするとまだまだ大幅な円安と言える。

18日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=141円台半ばに上昇。同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測が強く、結果発表を前に円買い・ドル売りが優勢になっている。金融機関が外為取引の基準レートとする公示仲値の設定にかけて実需の円買いも指摘された。

141ドル(NZD)は 約1万2,846円です。 $1 NZD = 91.11 JPY

本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は一時141円台へ下落。自民党総裁選での石破氏勝利の後遺症が続き、日経平均株価の大幅下落につれてドル/円は141.644円まで下げた。ただ、中国株が底堅く推移したため円買い戻しの勢いは限定された。海外株式市場が底堅く推移する中で、円高の流れがどこまで巻き戻されるか注目される。

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、「石破ショック」に伴う円買いの流れが続いたうえに、日本株も急落したことから141円台まで下落した。


PPSメールマガジンvol.141「ドル円がたった1日で5円動いた理由」

【ニューヨーク時事】週末6日午前のニューヨーク外国為替市場では、米雇用統計の発表を受けて円買い・ドル売りが加速、円相場は一時1ドル=141円台後半まで上昇し、8月上旬以来約1カ月ぶりの高値を付けた。午前9時現在は142円90銭~143円00銭と、前日午後5時比49銭の円高・ドル安。

15日の東京外国為替市場=ドル・円、141円台後半で推移 速報

ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:142円68銭
高値:142円96銭
安値:141円66銭
終値:141円71銭

ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:159円38銭
高値:159円66銭
安値:158円18銭
終値:158円25銭

豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値: 98円66銭
高値: 98円91銭
安値: 98円18銭
終値: 98円22銭

ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:190円92銭
高値:191円30銭
安値:189円69銭
終値:189円76銭

日経平均(日本時間9時―15時)
始値:39117円83銭
高値:39126円36銭
安値:37797円91銭
終値:37919円55銭(前日比-1910円01銭)

ドル/円 140.70円台を上抜け!141円台目指すか」(22年11月21日)

「高市トレード」に対するポジション解消がメインだった今日の東京市場だが、今後、「金融所得課税」など石破新政権の政策方針を見極める必要がある。衆議院選挙に勝利するため、増税など国民に厳しい政策は打ち出さないとの見方が一般的だが、一気に「破壊と創造」を進めるタイミングと見た石破氏が、法人税の増税や金融所得課税の強化などを進める可能性もあろう。市場は落としどころを掴みあぐねていることから、リスク回避の流れが強まりそうだ。

テクニカルで見ると、日足の一目均衡表では、基準線、転換線より下を推移しており、遅行スパンは下向きだ。20日移動平均線も割り込んでいることから、下向きのトレンドが強まりそうな状況にある。27日の長く大きな上影(上ヒゲ)を伴った大陰線が今後の上値抵抗として意識されよう。

今晩の海外時間も円高傾向が強まり、ドルは下落すると想定。上値メドは142円50銭、下値メドは141円00銭とする。