「iPhone 15」では「iPhone 14」から価格が上昇、「ドル/円」は


13日未明に発表されたアップル(Apple)の「iPhone 15」シリーズ。さまざまな新機能や性能向上とともに注目されているもののひとつが、日本における価格だ。


今回調査時の米ドル・円レートは142.32円としたが、前回調査時(2023年9月)は147.35円であった。

昔からこんなに高かったっけ?と疑問に思ったので、iPhone6からiPhone15までの発売価格を一覧表にしてまとめました。

■調査手法
「販売価格」:アップルストアでの直販価格
(消費税などの税金を含む。米国はニューヨーク州、カナダはオンタリオ州として計算)
「為替」:各iPhoneの発売(発表)時点、2022年10月以降の月初調査時点
「対象国・地域(全39)」2024年9月のiPhone 16販売価格が安い順(”/”は同額の意)
中国、タイ、日本、香港、オーストラリア、米国、台湾、アラブ首長国連邦、韓国、ベトナム、カナダ、マレーシア、インド、フィリピン、シンガポール、スイス、チリ、メキシコ、ニュージーランド、ルクセンブルク、英国、ポーランド、ドイツ/オーストリア、スペイン、チェコ、フランス/オランダ/ベルギー、イタリア/アイルランド、ポルトガル、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ハンガリー、ブラジル、トルコ。

IPhone 歴代の価格推移(ドルと円)を一覧表でまとめてみた

日本のiPhone価格は世界38の国・地域の中で最安水準であるが、平均賃金を加味したiPhone指数は22番目と下位にランクされる。日本のiPhoneシェアは約50%と高い。本調査対象の38カ国の中で、iPhoneシェア40%以上は10カ国と分析しているが、日本はiPhone購入の金銭的負担が高いにもかかわらずiPhone人気が高い国といえるだろう。今回、日本のiPhone 15価格はiPhone 14よりも値上がりしたが、ドル円相場の円安が進行した場合は、iPhone価格が更に上昇することも危惧される。

米国での価格は、iPhone 15が799ドル~、iPhone 15 Proが999ドル~と先代のiPhone 14から据え置かれている一方で、日本での提供価格はそれぞれ11万9800円~→12万4800円~、14万9800円~→15万9800円に価格が上昇している。

「iPhone 15」の価格、円安を大きく反映--たった2年でここまで高価に

日本におけるiPhone 16シリーズの販売価格はすべてiPhone 15シリーズと同じ(据え置き)となった。上述の通り、2024年の米ドル・円の為替が一時期161円台に突入するなど、一時期は急速な円安が進んだ。2022年には円安が原因と想定される理由により、日本のiPhone販売価格は10%以上値上がりした。日本のiPhone 16シリーズの価格はiPhone 15シリーズから据え置きとなったが、これは米国における販売価格(ドル価格)が据え置きとなったことと同様である。今回調査時の米ドル・円レートは142.32円としたが、前回調査時(2023年9月)は147.35円であった。つまり、2024年は円安進行の印象が強いが、8月以降の急激な揺り戻しにより、本調査においては前回調査時よりも円高ということになる。仮に米ドル・円レートが160円を超える円安が続いていた場合、日本のiPhone 16シリーズ価格は1割程度高く設定されていた可能性も残る。2022年の値上げ実績を考慮すれば、為替の状況次第では今後の価格改定の可能性もあるだろう。政治・金融・紛争問題など、様々な不確定要因により為替は常に変動している。日本のiPhone価格にとって、行き過ぎた円安はリスクとなるかもしれない。

日本のiPhone指数は2.76%で38の国・地域の中で22番目と下位にランクされた。最も小さいのはスイスで0.91%、2番目はシンガポール(1.16%)、3番目は米国(1.17%)、4番目はルクセンブルク(1.23%)、5番目はカナダ(1.61%)の順となった。最も高いのはインドで40.70%となった。2番目に高いのはフィリピン(28.09%)、3番目に高いのはベトナム(23.34%)となった。

1ドル = 約140〜145円とバラツキがある · 割高なのはiPhone 15 Pro 128GBモデル.

国や地域で異なる通貨や価格設定となるが、iPhoneの購入のしやすさを比較するため、iPhone 15の価格が年間の平均賃金に占める比率をiPhone指数として算出した(データ4)。なお、平均賃金はOECD(経済協力開発機構)によるデータを参照した(出典1)。OECD加盟国以外はIMF(国際通貨基金)による一人当たりGDPを代替データとして活用した(出典2)。同指数は値が小さいほどiPhoneが購入しやすいといえる。

上位機種であるiPhone 15 Proは、筐体にチタン合金を採用。アップルによれば「これまでで最も軽いProモデル」になる。


「新しいiPhone」を少しでもおトクに入手する技 円安ドル高で、毎年のように値上がりしている ..

日本のiPhone指数は2.74%で、39の国・地域の中で24番目(小さい順)と下位にランクされた。最も小さいのはシンガポールで0.77%、2番目はスイス、3番目はアラブ首長国連邦、4番目は米国、5番目はルクセンブルクの順となった。最も高いのはインドで10.19%となった。

500ドルについてです。以前iPhoneのことで質問した際に500ドルと回答がありました。日本円だと何万円でしょうか?

国や地域で異なる通貨や価格設定となるが、iPhoneの購入のしやすさを比較するため、iPhone 16の価格が年間の平均所得に占める比率を「iPhone指数」として算出した。なお、平均所得はOECD(経済協力開発機構)のデータを参照した(出典1)。OECD加盟国以外はIMF(国際通貨基金)による1人当たりGDPを代替データとして活用した(出典2)。同指数は値が小さいほどiPhoneが購入しやすいといえる。

【最新】iPhone16の発売日・値段・デザイン・色・機能の情報まとめ

SoC(System on a Chip)は従来機種の上位モデル「iPhone 14 Pro」と同様の「A16 Bionic」を採用。通話時に話者の声を分離する機能や、高性能GPU(画像処理半導体)による滑らかなグラフィックスを実現する。

「iPhone SE3」の値上げは今後の円安を織り込み済み? | M&A Online

【データ3】日本のiPhone 14・iPhone SE3の販売価格順位の推移(安い順)

iPhone SE4(iPhoneSE 第4世代)の価格/値段はいくらになるのか

iPhone 14が発売された2022年9月から2023年9月までの13カ月間のiPhone 14及びiPhone SE3の日本販売価格の順位(安い順)は以下のように推移した。2022年9月から2022年11月は両モデルともに最安であったが、2022年12月から2023年2月にかけては円ドル為替が円高基調となった影響により、本調査手法の特性で日本価格は相対的に上昇して順位は下降した。再び円安基調となり、2023年5月以降の日本価格は相対的に減少して順位が上昇。上述の通り2023年9月順位はiPhone 14が2位、iPhone SE3は1位となった(データ3)。

会場が凍り付いたアップルの価格戦略、iPhone SEの廃止は当然

本稿では、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズの発表時の価格を比較して掲載する。なお、米ドル/円の相場を終値で比較すると、2022年9月13日は約144円に対し、2023年9月12日は約147円となっている。

iPhone 16が9月20日に発売、価格は799ドルから | Reinforz Insight

主力機種であるiPhone 15のメインカメラには、これまで上位機種向けだった4800万画素と高解像度のイメージセンサーを搭載した。従来機種である「iPhone 14」のメインカメラは1200万画素だった。

iPhone15、日本で値上げ アップルは円安想定? 株価は下落

2022年3月発売のiPhone SE3の日本における販売価格は、iPhone 15の発売による変化はみられず62,800円で最安となった。2番目はオーストラリア(65,364円)、3番目は台湾(67,727円)、4番目は米国(68,687円)、5番目は香港(69,792円)となった。日本以外の平均は82,949円、最高値は同様にトルコ(138,883円)となった。(データ2-2)

10ドル、10ユーロ、10ディルハムは日本円でいくら? いつでもサッと確認

iPhone 15が発売された2023年9月から2024年9月までの13カ月間のiPhone 15及びiPhone SE3の日本販売価格の順位(安い順)は以下のように推移した。iPhone 15は2023年9月の発売月では2位であったが、2023年8月から2024年7月は2024年1月の2位を除いて最安で推移した。2024年は米ドル・円の為替が一時期161円台に突入するほど円安が進行した。しかし、7月末に日銀が政策金利を0.25%引き上げた後に急速に円高への揺り戻しが起こった影響で、2024年8月以降は順位を下げる結果になったと分析する。iPhone SE3は2023年9月以降、13カ月間最安で推移している。直近の為替変動を加味しても最安となるほど、日本の販売価格は諸外国と比較して安く設定されているためと分析する。

【7月11日は何の日】14年前、iPhoneが日本初上陸 | ツギノジダイ

2022年3月発売のiPhone SE3の日本における販売価格はiPhone 16の発売による変化はみられず、62,800円で最安となった。2番目は台湾(64,783円)、3番目はオーストラリア(65,364円)、4番目は米国(66,725円)、5番目は香港(67,255円)の順となった。日本以外の平均は79,893円、最高値は同様にトルコ(133,329円)となった。

そりゃないよ!値上げのiPhone15、実勢為替レートに10円も上乗せ

iPhone 15シリーズが発売されたことで、型落ちモデルとなったiPhone 14は世界各国で値下げが行われた。日本は112,800円でiPhone 15発売前(119,800円)から7,000円の値下げで、日本の価格は2番目の安さとなった。最安は中国(110,184円)であった。3番目は香港(113,189円)、4番目は米国(116,720円)、5番目は台湾(117,727円)。日本以外の平均は135,258円、最高値はiPhone 15シリーズ同様にトルコ(244,439円)であった(データ2-1)

iPhone SE2は399ドルらしいぞ! Image: Adam Clark Estes via Gizmodo US

実際、2022年度下期からiPhone単体一括1円販売が終了されるなど、極端な値引き販売が少なくなった影響で、販売市場におけるiPhoneシェアは減少していると分析する。そうした市場環境の中で、今後のiPhone販売シェアを押し上げる要因としては、2023年末の施行が想定される電気通信事業法の一部改正があげられる。改正後には販売価格8万円を超えるiPhone 15シリーズは4万円値引きが適用できる。更に大手携帯キャリアによる購入から一定期間利用後の下取りを前提とした販売プログラムを活用した場合、実質負担額を大幅に抑えることが可能となる。その結果、新規・MNP獲得を目的としたiPhone値引き販売が再び過熱することも考えられる。日本市場で高いシェアを誇るiPhoneに対抗すべく、Androidメーカーとしても台頭してきたグーグルがPixelスマートフォンのプロモーションにも注力しており、台数・シェアが上昇している。iPhone 15シリーズの登場による競争激化と市場活性化が注目される。

最新版:Apple、iPhone 16シリーズの価格が公式発表前にリーク

iPhone 16シリーズが発売されたことで、型落ちモデルとなったiPhone 15は世界各国で値下げされた。日本は112,800円でiPhone 16発売前(124,800円)から12,000円の値下げで、日本の価格は6番目の安さとなった。最安は中国(107,980円)、2番目は香港(109,073円)、3番目はタイ(112,083円)、4番目はフィリピン(112,475円)、5番目は台湾(112,609円)の順となった。日本以外の平均は129,535円、最高値はiPhone16シリーズ同様にトルコ(237,496円)であった。

ゴールドマンは、アップルの目標株価を275ドルから276ドルにわずかに引き上げた。 ..

為替レートをみると、「iPhone12」が発売された2020年11月は1ドル=104.40円なのに対し、「iPhone15」が発売される2023年9月は1ドル=147.03円(9月12日の終値)と、1.41倍に達しています。このことから、値上がり分は、ほぼ、為替相場が円安ドル高になった影響であることがわかります。