例えばユーロ/米ドルでは「1pips=0.0001米ドル」となります。
この時、想定した価格まで動いて利確と損切りをしたら、いくらの損益が発生するのか把握しておかなければなりません。
ここでは、pipsを利用してトレードの損益を計算する方法について解説します。
トレード結果を損益額ではなくpipsで表現することで、トレードの成績を比較しやすくなります。
FX取引では、実質的な取引コストとなるスプレッドが発生します。GMOクリック証券の「FXネオ」なら業界最小水準のスプレッドのため、取引コストを抑えられます。米ドル/円のスプレッドは0.2銭、その他の通貨ペアも業界最小水準です。
「FXネオ」はデモ取引が利用できるため、FX初心者の方はまずデモ取引で慣れてから始めることもできます。実際の取引と同じ設定・操作で体験できるため、チャートを見ながら損益や投資効率の計算をすればpipsに慣れることもできるでしょう。FX取引を始めようと思っている方は、GMOクリック証券が運営する「FXネオ」を検討ください。
トレードの損益は、値幅(獲得pips)と取引数量を掛けることで求められます。
GMOクリック証券株式会社
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当社はGMOインターネットグループ(東証プライム上場9449)のメンバーです。
この場合、想定した価格になるまで、損益が分からなくなります。仮に大きいロット(例えば1ロット)で取引していた場合、あまりの損失の大きさに驚くでしょう。
それぞれの利益は下記のように両方とも5,000円の利益となります。
一般的に、クロス円(ユーロ/円、英ポンド/円など)の場合、1pip=0.01円(1銭)、ユーロ/米ドルなどの通貨ペアでは1pip=0.0001ドルとされています。
FX取引で利益を狙う場合、取引スタイル別の獲得pipsの目安を把握するようにしましょう。
また、pipsはFXのスプレッドにも用いられる単位で、スプレッドの数値が小さいほどより投資効率が高くなります。
日本円を含む場合と含まない通貨ペアに分けてpipsを基にした損益計算方法を解説しましょう。
例で挙げた3つのペアの1pipsの価値はそれぞれ異なり、以下の通りです。
1pipsでいくらの損益が発生するかについては、値幅だけでなくロットによっても変わります。
まず、ドル円を1ロット取引して100pipsを獲得した場合、10万円の利益を得られます。
①は、より少ない資金でより広い値幅を稼ぎ、3,000円の利益を得ています。
投資効率(資金に対してどれだけ効率的に利益を得られたか)を算出する場合、損益の金額で見るよりもpipsで見る方が適しています。
損益をpipsで計算すると、このように投資効率を比較しやすくなります。
この損切りをpipsの幅で決めると、取引の数量によって損失の金額が変わります。
つまり、このケースでは1pips動くと1,000円の損益が発生します。
1pipsあたりの損益を計算できれば、投資効率の善し悪しが判断できるようになります。
では、仮に1pips動いた時の損益が分からなかった場合はどうなるのでしょうか?
例えば、米ドル/円の取引で「100pipsの損失で損切りする」と決めていた場合、10,000通貨の取引なら、1万円の損失となります。
1pipsあたりの値段は9ポンドなので、以下のように計算可能です。
そのため、上の3つの通貨ペアはpipsに換算することで、おおよその価格変動(値幅)の比較を簡単にすることができます。
1pipsがいくらかという定義は、FX会社によって異なります。
一方、ユーロポンド(1ユーロ0.9ポンドと仮定)を1ロット取引して100pipsを獲得した場合、以下のような計算式を使います。
1pipsがいくらかは、同じFX会社の中でもによって異なります。
なお、獲得pipsの値はあくまでも目安であり、取引数量や許容できるリスクを考慮して、無理のない範囲で利益を狙うように心がけることが大切です。
損切りラインは、pipsだけでなく、取引量も踏まえて決めなければなりません。
このように損失のpips幅は同じでも、取引数量が違えば損失の金額は大きく変わってきます。
ここでは、MT4/MT5で損益をpips表示にする方法を紹介します。
スイングトレードとは、数日あるいは数週間かけて売買するトレードスタイルです。スキャルピングやデイトレードのように短期間のトレードではないため、取引の時間があまり設けられない方に向いています。
1回あたりの利益は大きくなりやすく、目安とするpipsも大きくなると想定できるため、100pips以上の獲得を狙えるかもしれません。
トレードの損益は、pipsと取引数量の掛け算によって求められます。
さらに日本円に換算する場合は、ポンド円のレート(仮に1ポンド160円とする)を確認するので損益は以下のようになります。
記事内容を実践すれば初心者でもpips計算ができるようになり、
FX初心者がまず覚えなければならないのは「1pipsの値幅でいくらの損益が発生するのか」という点です。
クロス円の場合、1000通貨で1pips利確した時の利益は10円です。
pipsの性質を理解すれば、利益や損失を即座に計算できます。しかしpipsばかりを頼りにすると、思わぬ損失を被るかもしれません。
pipsを目安にすると、取引数量で金額も大きくなるのがわかりますよね。
(※1pipsが元の通貨でいくらになるかは、FX会社によって異なります。上記の数値は、OANDA証券のものです)完全に同じではないものの、特にNZドルと豪ドルは、1pipsの価値が非常に近いことがわかります。また、カナダドルの1pipsの価値も、両者にある程度近いといえます。そのため、上の3つの通貨ペアはpipsに換算することで、おおよその価格変動(値幅)の比較を簡単にすることができます。投資効率(資金に対してどれだけ効率的に利益を得られたか)を算出する場合、損益の金額で見るよりもpipsで見る方が適しています。例えば、以下の2つの例を比べてみましょう。利益はどちらも共通で「3,000円」です。しかし、pipsで計算すると、それぞれの利幅は以下のようになります。①は、より少ない資金でより広い値幅を稼ぎ、3,000円の利益を得ています。比較すると、①は②よりも3倍投資効率が良いことがわかります。損益をpipsで計算すると、このように投資効率を比較しやすくなります。pipsは、自身のトレード結果を表す際にも用いられます。例えば、米ドル/円が1ドル=145.00円の時に買い、145.30円の時に売った場合「」と表せます。トレード結果を損益額ではなくpipsで表現することで、トレードの成績を比較しやすくなります。損益額で表現する場合、利益はロット数に左右されます。一方、pipsで表現する場合、どれだけの値幅を稼いだかが分かります。そのため、pipsの方がトレード成績や投資効率の記録・分析などがしやすくなります。pipsを活用する際の注意点は、以下の通りです。とは、一定のが発生した段階で、そのポジションを決済して損失を確定させる取引のことです。
1000通貨取引で1pipsの利益を積み上げるにはがあります。
【例】トラリピ注文(米ドル/円)で50pipsの利益値幅を設定する場合
→利益値幅に0.5(0.01円×50pips)と入力する
このように利用するFX会社によっては、pips単位が異なるケースもあります。
なぜなら、取引数量によって同じpipsでも生じる損失額が10倍、100倍と異なるからです。
【FXの1000通貨取引】1pipsの儲けはいくら?損益目安と運用のコツ
当社ホームページに記載の金融商品へのご投資には、商品ごとに所定の手数料等をご負担いただく場合があります。 また、各商品は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。
当社は各商品の有効証拠金比率が一定水準以下となった場合、建玉を自動的に強制決済(ロスカット)いたしますが、 お取引には預託すべき証拠金以上の取引が可能なため急激な相場変動等によっては、証拠金の額を上回る損失が発生する場合があります。 なお、商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、当該商品等の「契約締結前交付書面」、 「契約締結時交付書面」および「取引説明書」等をよくお読みいただき、それら内容をご理解の上、ご自身の判断と責任においてお取引を行ってください。
ドル円では0.001が1pipsです。 ユーロドルやポンドドル等の通貨ペアは小数点以下 ..
例えば、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円は、全て決済通貨が同じ「円」であり、1pipsの金額も同じということになります。
よくある質問 詳細 -LION FXの1pipsの単位はいくらですか
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